サワギク（沢菊）

キク科　サワギク属の多年草。
別名: ボロギク（襤褸菊）

山地の林内、林縁に生える。
分　布:在来種（日本固有種）　
北海道、本州、四国、九州

花期: 6、7、8(9)月

⚪︎別名の襤褸菊の由来は咲く花が残っているうちに果実の冠毛が目立つようになり、その姿が別名のボロギクの由来らしい。

高さ30～100㎝。
茎は円筒形、中空、柔らかく折れやすく、下部は角張ってまばらに白毛が生える。
根生葉はロゼットを形成して冬を越す。
葉は互生し、薄く、長さ4～15㎝×幅2～7㎝、羽状に深裂し、葉の裂片は3～6対、先は鋭く尖る。
頭花は直径約12㎜。花柄は細い。
総苞は長さ約5～6㎜。総苞片は1列につき、長披針形。舌状花は黄色、7～13個つく。
筒状花も黄色。果実は長さ約1.5㎜、細毛がある。冠毛は長さ6～7㎜、純白色。

🟡この花が咲きだすと地元の低山は賑やかになって来ます♪♪