毎年見事な花をつけて楽しませてくれた桜の木を切りました


我家は私の両親の家の敷地内に家を建てさせてもらったので、元々植わっていたのを移植せずにそのまま活かしたのです
いつかは根が問題になるとはわかってましたが、その時はその時だね、とみんなが軽く考えてました

去年、水道メーター内に根が入り込んできたのをきっかけに、とうとうこの春の花を最後にさよならしました
次女の中学入学もあったので、真新しい制服で姉妹で撮影できたのが何よりです

家の前で子供たちとお花見したり
木の下でカフェごっこをしたり、楽しい思い出はもちろん
花が終わると同時に、降ってくる山のような花弁を掃き、花弁の次は花のガクを掃き、虫はつくし、その糞がひどいし、落ち葉の季節も毎日のように朝晩掃くのが大変でした
むしろ一時の花よりも、それ以外の時期の苦労の方が多いものでした
それでも常に我が家の前にある大きな存在でした


なぜでしょうか
外から家に帰ってきた時に、一番寂しさが込み上げるんです
そこに在るべきものがない
ただいまなんて言ったことはないけど、おかえりって言ってもらえない寂しさというか…
「あ〜、居なくなっちゃったんだな」としみじみ思うんです
さみしいです


長くなりましたが
せっかくなので、今の気持ちを残しておきたくて…

この先は
冬が来るまでに、地道にコツコツ根っこの解体に勤しみます…