《 キショウブ 》
黄菖蒲

植物園の斜面の下で、鮮やかな黄色の花弁を広げている菖蒲の花
キショウブ(黄菖蒲)という説明がついています
ヨーロッパ原産で、明治時代に日本に入ったようです

何れ菖蒲か杜若
(いずれあやめかかきつばた)
と言われます。

どちらの花もとても似ていて、素敵な姿形をしています

どれを選べばよいか迷う様を表しています
この表現の元は

(以下はIMiDASに因っています)
（菖蒲も杜若も同じアヤメ科の花である）　鵺（ぬえ）を退治した源頼政が、褒美として菖蒲前という美女を宮中から賜（たまわ）ろうとしたとき、12人の美人のなかから目指す菖蒲前を選び出してみよと命ぜられ、「五月雨（さみだれ）に沢辺（さはべ）の真薦（まこも）水越えていづれ菖蒲（あやめ）と引きぞ煩（わづら）ふ」（太平記 巻21）と詠（よ）んだという伝承から、いずれが優れているか選択に迷うことをいう。

アヤメ・カキツバタ・ハナショウブの見分けかたは
①花弁の根元を見ます
アヤメは、網目模様
カキツバタは、白い筋
花菖蒲は、黄色の筋

②生息場所
アヤメは、乾燥したところ
カキツバタは湿地や浅い水辺
花菖蒲は半乾湿地

６月は花菖蒲の時季になります
たくさんの美しく妖艶な姿を魅せてくれることでしょう☺️

黄菖蒲の花言葉は
幸せをつかむ
信じるものの幸福