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舞姫さんのシラカンバ,樹木,先駆植物の投稿画像

2025/04/26
シラカンバ(白樺)
 カバノキ科 カバノキ属
 4~5月 10~25m 落葉高木 落葉広葉樹
 雌雄同株 雌雄異花

葉の展開と同時に花をつける



雄花穂は黄褐色で長枝の先に動物の尾状に数個垂れ下がる(5~7cm)

雄花穂にはいくつもの苞が並んでいる
(→画像で、褐色に色づいている部分)
雄花は倒卵形の花被を持ち、この苞の腋に3個ずつつき、花序を成す
雄しべ2個



雌花穂は短枝の先に直立し、長さ2.5~4cmで紅緑色
雌花は花被や雄しべを欠き、2心皮性
苞ごとに2個の小苞と3個の雌花がつく
※苞(1次苞)の左右の内側に小苞(2次苞)が2個つくようです

花期には苞の間から赤い花柱がのぞく
1子房 2花柱



果穂は長さ3~4.5 cm、直径8~10mm、細い柄をもち、垂れ下がる

果鱗は長さ4~5mm、上部は3裂し、中央裂片は三角状卵形、側裂片は幅広く、左右に張り出す
※この果鱗は、前述の苞(1次苞)と、苞の左右にあった2個の小苞(2次苞)が果期に合着したものだそうです😀
左右に張り出した部分は小苞由来ということでしょう



果実は堅果で扁平な長楕円形、両側に膜質半透明な翼があり(翼果)、熟すと果鱗とともにばらばらに落ちて風散布される

翼は円く、蝶の様にみえるそうですよ😊🦋



今回初めてシラカンバの花を見たのですが、雄花穂をみた瞬間、やっぱり風媒花なんだ!と感じました(笑)
葯は爆発5秒前か!?www

花粉症の原因となっていますね🤧オダイジニ



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日本では、変種の Betula platyphylla var. japonica が、本州の福井県・岐阜県以北の中部地方、関東地方北部、東北地方、北海道まで、高冷地の落葉広葉樹林帯と亜高山帯下部に分布し、特に北海道に多くみられる

 
明るい場所を好む陽樹で、山火事の跡地や崩壊地などに初期に侵入する先駆植物(先駆樹種)である
他の樹木が育ちにくい火山灰地や砂地でも育つ

耐陰性が低く、成長後周囲にミズナラやトドマツ等の陰樹が育ち日当たりが悪くなれば立ち枯れする

種子には休眠性があり、発芽に不適な場所に散布された場合には環境条件が合うまで地中で待機できる(埋土種子)
(山火事の熱を感知するというのにはスゲ~なおい。。。と思った)

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自由に歩ける機会が減っておりますが、この先もゆる~くマイペースでいきたいと思います😊 いつも見て下さりありがとうございます😊感謝✨ 2021/3/26初投稿 所謂フォロー返しは致しません。 いいね を連打されるのは好みません。

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植物