イヌセンブリ(犬千振)

リンドウ科　センブリ属

低湿地に生える多年草又は越年草

絶滅危惧2類

分布地　本州、四国、九州、中国、朝鮮

名前の由来　苦味健胃薬に使われたセンブリに似るが、苦味が少なく薬効も無いので、名前にイヌがついた

昔は役に立たないものは名前にイヌがついた様だ。とは言え、今では犬は人の癒しになるし、番犬にもなるのに納得いかない話です

草丈10〜30cm、花の大きさ約1.5cmで、葉は倒針形、花弁には紫色の筋が入っています
真ん中にはもしゃもしゃした毛があり、その下には蜜腺溝がある様です

周りの草に押し倒されそうな感じで咲いています

まだ咲き始めで、うっすらとした紫褐色の蕾がこれから花が沢山開きそうです

生えている場所にはローブが張られていて、沢山あるのかと思いましたが、数少ない事に驚きでした

年々数が減少との事です

この☆お犬様☆は貴重な花ですね