警告

warning

注意

error

成功

success

information

カタバミさんのシオン(紫苑),/一見地味に観るも由緒持つ、背高に沢山の薄紫頭状花付けて/の投稿画像

2024/10/30
10月、神無月は神在月。時季はまだ暑さを残しながらも秋に。季節は先へさきへと進む。私の散歩道の道際等の草花達は、今、その季節の変化にもゆっくりと順応し ようとしている---

9月からの、より充実した時季を享受しようとしている草花達の姿 ---その17。

  /一見地味に観るも由緒持つ、
    背高に沢山の薄紫頭状花付けて/

9月は下旬。今年は未だ残暑が厳しい、何時もの散歩道の道際。
そこは例の、いつも足を止めてみる所であり、左手の細い道に入ってみる。ある集合住宅の脇のスペース、言うなればオープンガーデン風のスペースである。

そこには、直立した草丈が、大人の背丈以上にもある草花が、上部で分枝しながら多数の薄紫の頭花を咲かせていた。

例年、確かにそこに、何時もその草丈に驚きを持って観るのである。
その草花の頭花は、多くの舌状花と多数の管状花でなっていて、舌状花は薄紫色。
耐寒性、耐暑性ともに優れており、育てやすく、手のかからない植物で、そのまま放っておくと草丈が200㎝近くに伸び、茎がしっかりしており倒れにくい性質をもつという。
そして、冬には地上部を枯らせて宿根し、春に再び芽吹きだすという。

一見地味にみえても、観賞用としては平安時代から栽培されている由緒のある植物で、その花色は平安時代にも紫苑色として好まれ、「源氏物語」には装束の内着の色として描かれているという。
一方、今昔物語の話の中に由来する、鬼の醜草(しこぐさ)とも呼ばれるようである。

また、その根と根茎は薬用として広く用いられているという。      


       シオン(紫苑)


<シオンの別名の‘ オニノシコグサ(鬼の醜草)’等について、「奈良薬剤師会ホームページ」より、次に:
  キク科の多年生草本で中国、朝鮮半島などが原産。わが国へは古い時期に入っており、観賞用などとして盛んに栽培されたようである。 鬼の醜草(しこぐさ)とも呼ばれる。
これは、今昔物語の「親を亡くした息子は紫苑を墓に植えて、墓参りを欠かさなかった。墓を守る鬼は息子の孝心に感じいった。」という話に由来すると言われている。             

 ------ (その)花の色は、平安時代にも紫苑色として好まれ、「源氏物語」には装束の内着の色として描かれている。 >


・シオン<紫苑、別名 オニノシコグサ<鬼の醜草>、ジュウゴヤソウ<十五夜草)>>(キク科 シオン属)  
(備忘: シオンの属性等について10/9or10/10 ‘23)

 
この投稿はコメントがオフになっています。

GreenSnapのおすすめ機能紹介!

【無料で利用できる】写真を撮るだけ!アプリが植物・花の名前を教えてくれる『教えて!カメラ』のご紹介!

開催中のフォトコンテスト

植物