トリカブト

（鳥兜・草鳥頭、学名：Aconitum）は、キンポウゲ科トリカブト属の総称である。猛毒⚠️

和名はこの青紫色の花が舞楽の常装束や民俗芸能に用いる冠の鳥兜（鳥甲、とりかぶと）に似ていることに由来します。

〜ヘルメットを被ったような特徴的な花の形〜
これは花びら(花弁)ではなく5枚ある花がくの一枚が変化したもので、花びらそのものはこの大きな上顎片の「ヘルメット」の中に収められています。この隠れた花弁の後ろ側にサザエのキモのようにくるんと巻いた距がついており、そこから花蜜を出します。そこで蜜を取るためには、マルハナバチという🐝たちは、ヘルメットの奥まで入っていかねばならないとの事。

何だかハチのカプセルホテルのようにも見えますが、花粉量の少ないトリカブトが確実に受粉してもらうために、このカプセルの中で全身に花粉をつけてもらう仕組みとなっているわけです。

一度会って見たいとは思っていましたが、あちこちにありました😰😆
綺麗なものには毒があるのね
(@￣ρ￣@)