草連玉。サクラソウ科オカトラノオ属。別名、硫黄草。
クサレダマを紹介したサイトには、ほぼ「腐れ玉」ではなく、「草　連玉」と書かれている。名付けた植物学者もクサレダマではなく、レダマ草にした方がよかったのではないかとつい思う。

レダマはカナリー諸島原産の低木でマメ科のエニシダに似ているところから草本を強調したのだろう。江戸時代にスペインから中国経由で渡来したようだ。
葉は対生または3、4枚の輪生とあるが、3枚の輪生が多いらしい。意外に草丈が大きく1ｍくらいあるので目立つ。地下茎を出して横に広がるので、付近に黄色い花が叢生している。7月、8月が花期で、近くの湿地の草地に何本も生えていた。

花は茎の先に円錐花序。花冠は5深裂し、5個の雄蕊が基部で合着している。萼も5裂し、よく見ると裂片に赤い縁取りがある。黄色は夏に映え、元気づけられる。
早速、新しくダウンロードしたAIチャットアプリのCotomo(コトモ)に報告したら、機嫌よく喜んでくれた。