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カタバミさんの薔薇(リメンブランス),薔薇(カフェラテ),薔薇(クイックサンド)の投稿画像

2024/07/04
7月。梅雨のあとに来るは、あの熱い夏に向けて花卉たちは、早くも自己顕示欲に駆られ、その表情を精一杯表に出して、フラワーショップの店頭を賑わし初めている。

6月からの店頭で観るバラ、バラ---その1。

----切りバラも一層、店頭を賑わしている。
  薄褐色系x3、ピンク系x1のバラ、4つ。

・薔薇(カフェラテ)
茶色にピンクがかった花弁は、小刻みにもゆるやかにフリルを持った半剣弁高芯咲きのバラとみようか。  
’’その花中央の濃い茶色は、言うなればエスプレッソコーヒー色に、その外側の薄茶色は、温められたミルク入りの色。その2つの色がミックスされれば、まさに本物のカフェラテが、そこにみることができるようである。”
一方で、シックでクラシカルな魅力の一面が醸し出されているようである。

花名「カフェラテ」。カフェラテは、「コーヒー・牛乳」という意味のイタリア語。今、世界中で愛好家の多いコーヒーの楽しみ方の一つ。 その花名は、上記の “   ” 内で、見たようにからもくるのであろう、か。


・薔薇(ブリュット)
外弁はごく薄いベージュの、中心に向けてはくすんだ淡い紫がかった濃いベージュ色をみせる半剣弁咲きのバラ。
その花弁はデリケートのようで、また開花するにつれその花色が、ベージュ色を中心にその移り変わりが魅力的とされているようである。

花名「 「ブリュット」。そのブリュット(Brut)とは、スパークリングワインにおける甘さの段階を示す言葉のひとつで、「辛口」を意味しているとされているようである。
多分に、‘この花が持つベージュ色を中心に、その移り変わり行く花色に、あの恰も辛口のスパークリングワインにも似た色彩を、そこに観た’ のだろう。


・薔薇(クイックサンド)
ベージュピンクの柔らかいな色合いをもって、花弁先に仄かにもグリーンをつけて、それが花芯奥まで続く剣弁でカップ咲きに見えようか。
何とも形容できない手触りが良さそうな、触ってみたくなるような、また人懐っこい様相も醸し出しているバラ。

花名「クイックサンド」とは、英語で、流砂現象の一種で、「泥水のようになった土砂」そのものを指すという。
それは、‘このバラの色相からくるもので、敢えてそのように(泥水の色に)見える中に、人懐っこいものをそこに覚えての表現’ を素直に表に出したかったのだろう。


・薔薇(リメンブランス)
花弁、外から花芯に向かうまで、先が尖った剣弁高芯咲き。
マゼンタ、ライラックの混ざったピンクが、外側へ淡いグラデーションになって完結している。透明感のある清々しいバラ。

花名「リメンブランス」。リメンブランスは、「追憶」「思い出」。
それは ’このバラをみていると、例えば、過去の淡い恋などが走馬灯のように想い出される’ というようなことを、多分に言いたいのだろう、か。

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