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naoさんのイボタノキ,イボタロウムシが分泌したイボタロウ(蝋),山野草の投稿画像

2024/06/10
6/7 筑波山

イボタノキの花が咲き出しています😍 モクセイ科の樹木で、花は筒型、花弁は開くにつれて反り返って、中から雄しべが突き出してきます。

地味で変哲もない潅木ですが、この木には、⬇️の写真のように真っ白いものがベッタリと付くことがあります。
これ、カイガラムシの一種のイボタロウムシという虫の雄の幼虫が出す蝋物質でイボタ蝋と言われ、薬用や戸の滑りをよくしたり、家具の艶出し、ロウソクなどに使われてきたものです。
枝などにビッシリと付いた雄の幼虫が出す蝋物質は糸状のフワフワしたもので、最初はヤナギの冠毛みたいな感じですが、どんどん増えていくと、パテ状になって硬化していきます🧐
このイボタ蝋を溶かしたものを疣(イボ)に垂らすとイボ取りに効き目があると言われたことからの名前です。

ま、イボタノキの専売特許という訳でもなく、同じモクセイ科のネズミモチやライラック、トネリコなどでも見られます🧐



2024/06/10
木彫りで散々お世話になったイボタ蝋の原形
初めて見せていただきました🤩
粉状になったものを小袋に入れて、仕上げにポンポンしながらしっかり擦り 控えめな艶出しに使わせてもらってました感謝🙏
2024/06/10
@だんごむし さん
現実に木彫りの艶出しに使ってられたんですねえ😊
こういう自然の生成物を、工夫して色々日常の用に使っていた昔の人の知恵と、今より遥かに人と自然が近かった時代の背景を感じます。

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山歩きと山野草、キャンプにバイクが大好きなアウトドア爺でございます。 GSにジョインしたのは、2019年9月、それまでは山歩きと高山植物オンリーだったのが、あっという間に平地や低山の山野草に引き込まれて、今やほとんど雑草ハンターと化してます😅 永年の喫煙🚬の報いで、2020年と2022年に二度も肺🫁を切ることになってしまって容量はほぼ半分、さすがに雪山やキツイ山には行けない体になってしまいましたが、そこそこの山で山野草を探す山行はまだまだ続けていきますよ。

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植物