【山野草もろもろ】
ナデシコ科ミミナグサ属の在来種ミミナグサですね😍
ハコベと違って花弁は深裂せず、先が少し凹む程度が特徴です。ミミナグサの他の仲間もハコベみたいに花弁が10枚に見えるような深裂はせず、深くても半分程度までです。

確かに、都市部や里の田んぼ周りや草むら、道端とかでは外来種のオランダミミナグサに駆逐されてほとんど見かけることはないですが、ちょっと山に入ると結構咲いているのに出会います。
外来種によって絶滅されるようなこともなく、在来種が頑張ってるとなんとなく嬉しくなります😊

オランダミミナグサより花柄が長くて、花がハッキリ見えます。萼や花柄、茎が赤紫色を帯びるのも特徴です。
花そのものはオランダミミナグサ同様、完全に平開するとまではいきませんがそれなりに開きますね。

ただ、オランダミミナグサは花序がかたまっているのでツボミが目立ち、あまり開いてるという印象がないのと雰囲気が違います。