《 月に別れを告げるプラタナスの実 》

公園で最も大きな木の一つがプラタナス(スズカケの木)
大寒が過ぎた21日、プラタナスの木には、いくつかの丸い実が残っていました

樹の下では、たくさんの仲間たちが深い眠りにつこうとしています

仲間たちは木の上を見つめて「そんなに頑張らないで、早く私たちのところに降りておいで」と語りかけていました

間もなく満月を迎えるお月さまも、夕べの優しい光をプラタナスに投げかけています

お月さまの満ち欠けと共に花を咲かせ、実をつけてきたプラタナスは、仲間たちのもとに戻ってゆく最期のお別れをお月さまに伝えました

「この公園でいつも見守ってくれてありがとうございました。まもなく私たちは地に戻りますが、春には私たちはまた生まれかわってまいります 🎶🙏」

お月さまはプラタナスの実に微笑かえして 「大地はあなた達のお母さまです。 その懐に戻って、安らかな眠りにつきなさい」と。