上の方の丸っこいのは雄花(花弁なし)♫

(備忘録)
北米原産、生態系被害防止外来種リスト掲載種、日本生態学会が定めた侵略的外来種ワースト100にも選ばれている。
雌雄同株、雌雄異花の風媒花。
茎は葉柄とともに褐紫色で短毛がある。
雌の総苞片が肥大したものを果苞（壺状体）と呼び、まばらな細毛があるが鱗片状の毛はない(＝果苞には毛が少ない)
先端に長さ約5mmの嘴状の大きな突起が2個ある。トゲは多い。
熟すと赤褐色～淡褐色、内部は2室でそにれぞれ1個の種子があり、どちらかが発芽。(つまり発芽するのは1個らしいです)

似た植物(備忘録)
※オナモミ…茎は緑色、果苞はトゲは少なく立毛はあるが少なく短い。オオオナモミのような先端部分の大きな突起はない。熟すと黄緑色～灰褐色。史前帰化植物。
環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類（VU）
※イガオナモミ…茎は緑色で赤紫色の斑点がある。果苞のトゲは多く、腺毛とトゲにも鱗片状の毛が密生。先端部分に突起がある。熟すと黒っぽくなる。外来種。
このイガ(毬)をもとにマジックテープが発明された。

果苞の大きさは、オナモミ＜オオオナモミ＜イガオナモミ

きっとすぐに忘れてしまう…🤣