【散歩で出会った木の実】

　ヒマラヤスギの球果（松ぼっくり）

　先日、久しぶりに日比谷公園に行き、ヒマラヤスギ🌲を見上げてみました。
　球果🥚が、今年の暑い夏を無事に越して、大きく育っていたので、安心し、強さを感じました。

　ヒマラヤスギの球果は、枝から上に向かって付いているのが特徴。
　球果の中に枝から出た串が通っているのです。
　ですから、串が折れない限り、実がまとまって落ちることはありません。
　この球果は、下３分の２はバラけて散ってしまい（これにより種が飛びます。）、上の部分だけがまとまって落ちます。
　それは、薔薇の花🌹の形みたいなので
　　「シダーローズ」
と呼ばれます。

　ヒマラヤスギを見ていると、思いやりを感じるんです。
　ヒマラヤスギは、人のことなど考えてないと言えばそれまでですが、樹形と球果、シダーローズで楽しませてくれていると受け止めれば、そこに優しさを感じ、思いやりだなぁって思えます。
　見ていて楽しくなり、気持ちが温かくなります。

　思えば、仙台でヒマラヤスギ、シダーローズに出会ったこと、千葉でも楽しめたこと、メタセコイア、センペルセコイア、ドイツトウヒなどの樹木との出会いから、樹木と木の実を好きになり、樹木を見上げて楽しみたい思いが
　　🏷樹木見上げ隊
につながりました。
　GSを長く続けることにつながっています。
　記念pic.に、どの木の実にしようかと迷いましたが、真新しさはなくても、やはり、ヒマラヤスギの球果を選びました。

　季節が進み、秋が深まるにつれて、まだまだ大きくなり、茶色く色づきながら、開いていくでしょう。
　そして、今年もシダーローズに出会える楽しみがあります。

　いつの日も　同じ場所に
　　　　　　　　　樹木たち
　待っては会えぬ
　　　　　行かねば愉しめぬ

　見上げれば
　　　樹木からの　贈りもの
　癒やし愉し　思いやりと感じ

　広がる樹形を楽しむならば
　　　　支える根元の恩を知れ　
　実る木の実を楽しむならば
　　　　命をつなぐ力に感謝せよ

　街を支える樹木たち
　　　伐採するとは何事ぞ
　　　互いに寄り添い共存を


　見てくださる皆様、いつもありがとうございます。
　引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。