ヤマラッキョウ（ヒガンバナ科ネギ属）

八ヶ岳高原音楽堂の近くをお散歩してると可愛いピンクのお花の蕾がありました。
以前見たことがあったヤマラッキョウです。
少し歩くとお花の咲いてる子もいました。

ヤマラッキョウは、秋田県以南の本州、四国、九州のやや湿った草原に生育する多年草で、国外では朝鮮半島・中国・台湾にも分布します。主に山地の草原に生育するとされます。

花は9～11月ごろ（当園では10～11月ごろ）で、高さ30～60cmほどの花茎の先に紅紫色の小さな花を多数、球状の散形花序に咲かせます。花被片（花びら）は6枚、長さ5～6mm程度の長楕円形で先は丸く、中央部には濃紅紫食の筋が1本あります。開花しても平開（花びらが水平に開く）ことはありません。雄しべは6本、中央に1本の雌しべがあります。雄しべは花被片より長くなって花の外部に突き出します。

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