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目立たない小さな草で、とてもちっこい花を咲かせている「キヌタソウ」です😊

アカネ科なのでヨツバムグラとかの仲間ですが、それらよりずっと細い笹葉状の柔らかい葉を輪生させます。
一応脈状や葉縁に刺毛や微毛はあるのですが触ってもほとんど感じなくて柔らかい草ですね。

面白い名前ですが、この果実がお団子を２つくっ付けたような形で、それが昔、布を柔らかく白くするために叩いた砧(きぬた)という木槌にそっくりということからです。
ただし本当に小さいので、まずほとんどの人は気にもしないでスルーすると思います😓💦 元の写真の解像度で見ると果実の形は見えましたね。
本来はその叩くための台のことだったのが、いつのまにか木槌のことを言うようになったそうです😅

これって東京は世田谷の地名・砧の由来なんですよね。古代、朝廷に献上するための布を砧で叩いて柔らかくしていた地域でその名が残ったと言うことです😊