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カタバミさんのお出かけ先,薔薇(ブリランテ),薔薇(カーマインクラシック)の投稿画像

2023/06/23
6月に入る。梅雨の時季とは言え草花達は、自己表現のフラワーショップの店頭では、色彩豊かな賑わいに。

5月からの店頭で観るバラ、バラ---その4。

----切りバラも一層、店頭を賑わしている。 
 ピンク系x2、赤系x2の4つの、バラ。

・薔薇(アヴニール)
くすみのあるピンクに、紫が混色し剣弁高芯咲きを思わせるが、花弁が開いてくるとロゼッタ咲きになるバラのようである。
静かにしてアンティーク風を感じさせよう。

花名「アヴェニール」とは、仏語で「未来・将来」という。より‘素敵な未来への想い をこのバラに’ 託して名付けたのだろうか。


・薔薇(ブリランテ)
まさに深紅の赤いバラで、その花弁は、花芯に向うほどに奥に窪んでいくような剣弁咲きのバラと言えようか。
花弁、花びらは剣弁であっても、それが外側に開いて量感が出されていて高芯咲きにはならないような、名状しがたい面を持っていよう。
モダン性とクラシカルな両面もつ花型と思うのだがどうだろうか。

花名「ブリランテ」のブリランテは、伊語で「輝かしい」という意味で、まさにこの花は、‘その名のとおり、花色は光沢のある赤で、深紅の輝き’ を放っている。


・薔薇(カーマインクラシック)
クラシカルな花型のダークピンクでロゼッタ咲きのバラといえよう。
このように花びらが深い・高いものをディープカップ咲きとも呼び、開花するとこのようなロゼット咲きになるという。
また、花びらが少なくしてのカップで、中はシベを覗かせていてチャーミングでもある。
花は大輪で、ゴージャス感たっぷりで、深みのあるシックな濃ピンク色の花は大きなインパクトがある。

花名「カーマインクラシック」。カーマイン、それは 「鮮やかな赤色(濃いピンク)」を指し、クラシック(クラシカル)は「伝統的な」、つまりいわゆる ’鮮やかにして赤にしてかつ伝統的な花型を持ったバラ‘ だというのだろう。


・薔薇(キャンディアンティーク)
茶色が混じるくすんだピンクの色合いのカップ咲きでかつロゼッタ咲きのバラといえよう。
また、ロゼット咲きで、複数の芯が見られるという4つのロゼット咲きが合わさったような形状で、クォーターロゼット咲きともいえようか。
シックで上品、繊細でおしゃれな様相を持っている。

花名「キャンディアンティーク」は、キャンディは「お菓子」、アンティークは「骨董品」 。これらの意味合いから、しっとりとした ’伝統的な西洋風の飴・砂糖菓子の色合いへの同調‘ からくるのだろう。

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