５月は皐月、早月とも。早苗を植える月という。緑が映えゆくこの時季にあって、私の散歩道の道際等の草花達は、まさに百花繚乱にも包まれていくようである---

４月からの、草花達の生きいきとした姿、姿---その8。

　　／春の陽に光る花数輪、
　　　　　　　　グリーンの線入る釣鐘似の花々／

４月は中旬の何時もの散歩道の道際のオープンガーデン。
そこに出逢い観るは、葉の中から伸ばした花茎の先に花序を付け、数輪の花をまとまって咲かせていた。
その一つの花茎には、幾輪の数えてみると、７輪の花が付き、その花径は2㎝ほどの釣り鐘の形を持った草花が、春の陽にその白い花色が一層光っていた。

その草花を少し調べてみた。
その花色は白であるが、6枚の花被片があり、花被片の内側には鮮やかなグリーンの線が入る。雄しべは6個、雌しべは1個、雄しべの葯は黄色を成している、という。


　　ミツカドネギ(三角葱/アリウム・トリケトラム)


＜‘ミカドネギの花名等について’、下記の「ミカドネギ」より抜粋、次に:
　花茎の断面は三角形で、ミツカドネギの名前の由来になっている。
花茎の断面は三角形で、ミツカドネギの名前の由来になっている。

葉は扁平な線形で2～3枚が根出し、15～60㎝程度に伸びる。
葉の裏側にはニラのように稜がある。
葉茎は傷つけるとネギやニラのように高く香る。＞


・ミツカドネギ＜三角葱、別名 アリウム・トリケトラム＞(ヒガンバナ科 ネギ属)
(ミツカドネギの属性等について 5/15or/5/16 ‘21)