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カタバミさんのお出かけ先,薔薇(シャインオン),薔薇(レモンフォセット)の投稿画像

2023/05/09
5月に入る。百花繚乱の時季に、フラワーショップの店頭は一層の色とりどりの花卉の賑わいに。

4月からの店頭で観るバラ、そのバラエティ---その1。

----切りバラも一層、店頭を賑わしている。 
 混色系x3、薄褐色系x1のバラ、4つ。
     
・薔薇(レモンフォセット)
爽やかなレモングリーンの花弁に、花芯にグリーンアイを持ち、かつ花弁はフリルの波状弁咲きでロゼッタ咲きとも言えよう個性的なバラ。

花名「レモンフォセット」。フォセットとは仏語で「えくぼ」のようで、花芯のグリーンアイをそう呼んで、それが大きくなった中心の部分を、グラスセンターというようである。


・薔薇(ロンドンアイ)
サーモンピンクから赤ピンクへのグラデーションにフリルもかかり、グリーンアイものぞかせている半剣弁のロゼッタ型咲きといえよう大輪のバラ。
その上品にもエレガントさの表情の上に、その花芯のグリーンアイは魅力的な表情を演出している。

花名「ロンドンアイ」は、英国の 「ロンドンにある巨大な観覧車」のことを指し、このロンドンへの憧れ、その象徴的なものとしての表現を借りて、この ’魅力的なこのバラにそれを投影させた’ のであろう。


・薔薇(シャインオン)
花弁は赤みがかったオレンジでその先が、微妙に波うつ花形を持って、グリーンアイも覗かせている波状平咲きのロゼッタ咲きともいえようバラ。
独特のウェーブがかかったフリルのような花びらを沢山つけて、個性的でユニークで、何か情熱を彷彿させているようである。

花名「シャインオン」は、「光であたりを照らす」の意。このバラはまさに、’辺りを明るくするに相応しいほどの熱量を持合せているような’ バラということなのだろう。


・薔薇(ミエルテ)
外弁先には仄かにもピンクに染めてクリーム色からオレンジ色にして、外側の花びらが大きく、内側の花びらが小さく、横から見ると平べったく、フラットに見えるというカップ咲きが開いて、中心だけがロゼット咲きという、まさにカップ+ロゼット咲きのバラ。

淡いパステル調のその色合いが、春のイメージを醸し出していようか。
可愛らしい雰囲気から、開花が進むと大輪のエレガントなイメージに変わりゆく変化も魅力のバラのようである。

花名「ミエルテ」。ミエルテは仏語で「はちみつティー」の意味のようで、まさに、その ‘はちみつ色のやわらかなパステル調の色合いと、ロゼットがフラットにまで咲き開くその姿 ’を、ティーカップの中にそれをなぞらえたのであろう。

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