東大附属の小石川植物園は牧野富太郎博士が長く勤めた由縁で特集が組まれていました🌿 園内の端っこにこじんまりと設置された柴田記念館を覗いてみると、山でしか会えないと思っていたヤマネコノメソウが、なんと鉢で鎮座しておりました😳 以下案内板から抜粋↓ ヤマネコノメソウ Chrysosplenium japonicum (Maxim.) Makino Saxifragaceae (ユキノシタ科) 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に分布するネコノメソウ属の一種。湿った林内に普通に見られる。東アジアの広域分布種で苞が鮮やかな黄色となるネコノメソウと比 較すると、花びらや苞は緑色を帯び開花に気づきにくい。19世紀後半、東アジアの植物研 究の権威であったロシアのカール・ヨハン・マキシモヴィッチはこの植物を北半球に広く分布する Chrysosplenium alternifolium L. の変種として報告したが、牧野富太郎は花茎 基部が地中に匐枝を出さず珠芽となることや、種子が平滑ではない点などから別種として記載し、牧野の命名した学名が現在も一般に用いられている。 Life in C 参考文献 T. Makino (1909) Observations on the Flora of Japan. Botanical Magazine Tokyo. 23 巻 71p. 採集場所 日光分園
園内の端っこにこじんまりと設置された柴田記念館を覗いてみると、山でしか会えないと思っていたヤマネコノメソウが、なんと鉢で鎮座しておりました😳
以下案内板から抜粋↓
ヤマネコノメソウ
Chrysosplenium japonicum (Maxim.) Makino
Saxifragaceae (ユキノシタ科)
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に分布するネコノメソウ属の一種。湿った林内に普通に見られる。東アジアの広域分布種で苞が鮮やかな黄色となるネコノメソウと比 較すると、花びらや苞は緑色を帯び開花に気づきにくい。19世紀後半、東アジアの植物研 究の権威であったロシアのカール・ヨハン・マキシモヴィッチはこの植物を北半球に広く分布する Chrysosplenium alternifolium L. の変種として報告したが、牧野富太郎は花茎 基部が地中に匐枝を出さず珠芽となることや、種子が平滑ではない点などから別種として記載し、牧野の命名した学名が現在も一般に用いられている。
Life in C
参考文献
T. Makino (1909) Observations on the Flora of Japan. Botanical Magazine
Tokyo. 23 巻 71p.
採集場所 日光分園