【ダリア】《キク科》
💛黄色いダリアの花言葉は
「優美」「栄華」

↖️カナリア　↗️エンジェルヒップ
↙️レイS ↘️黄凛

18世紀にメキシコからヨーロッパに伝わったダリアは、革命期のフランスで、主に上流階級の間で流行します。
一際ダリアへの執着が強かったと伝えられているのが、ナポレオンの妻・ジョセフィーヌ。
当時はまだ珍しかったダリアを育て、綺麗に咲かせた花をパーティーなどで披露し自慢していたんだそう。
ですが、決してその球根を人に譲ることはしませんでした。

ある日とある貴婦人が、「その美しいダリアを自分も育てたい、譲ってほしい」とジョセフィーヌに頼みますが、やはりジョセフィーヌは譲りません。
それに腹を立てた貴婦人は、ジョセフィーヌの庭師をお金で丸め込んでダリアの球根を盗ませます。
貴婦人の庭でも美しいダリアが咲いたことを耳にしたジョセフィーヌはひどく怒り、庭師と貴婦人を追放してしまいました。

また、美しいダリアが自分だけのものではなくなった途端、あれほど傾倒していたダリア栽培にすっかり興味を失ってしまったそうです。

15世紀のアステカ文明（現在のメキシコの中央部）で、神聖な花として育てられていたダリア。この頃からすでに品種改良が行われ、ヨーロッパに伝わるときには色とりどりのダリアの花が存在していたのだそう。観賞用としてだけでなく、食用、薬用としても重宝されてきました。
現在でもメキシコの国花に指定され、ダリアの日（8/4）が存在するほど国民に愛されている花です。