ヒオウギ(檜扇)

アヤメ科・アヤメ属





ヒオウギは檜扇からの由来で、葉が扇状に広がる植物で背丈は腰位になります。
夏にアヤメとは似ていないオレンジ色の🌼が咲きます(🌼は20.8/30UP)。秋に真っ黒で艶々の実がなります。実はぬばたま(射干玉)といい万葉歌人の枕詞として使われたそうです。檜扇といい、ぬばたまといい、今ではそれを知る人は少数派？またオレンジや紫や黄色の色々なカラーでホタテを少し小さくした様なヒオウギ貝を知る人はもっと少数派('_'?)……焼くと凄い旨いんだけどﾈ。

また、同じアヤメ科のヒオウギアヤメというのもあるのでまぎらわしいし、林下などで春先に咲くシャガというアヤメ科の帰化植物も射干玉(ぬばたま)のぬばを音読みするとシャガと読める!？から名付けに関係ありそうですね。