昨日のお花「ススキ」の根本に居ました。

ナンバンギセル（南蛮煙管）

ハマウツボ科ナンバンギセル属の寄生植物。

イネ科やカヤツリグサ科、ショウガ科などの単子葉植物を宿主とします。
ネナシカズラのように葉緑素を持たないため、光合成がおこなわず、全ての養分を宿主から得ている全寄生植物・完全寄生植物。

また、古くは『万葉集』に「道辺(みちのべ)の尾花が下(もと)の思ひ草今さらになど物か思わむ」と詠まれております。
「思草」は尾花(ススキ)の下に咲くことからナンバンギセルと推察されています。
ススキとナンバンギセルの関係を的確にとらえ、ススキの下で頬染めながら頭を垂れるように花が咲いている様子を恋に物思う人に例えたのでしょう。
花言葉「物思い」
情緒あふれる秋を感応していたら、人面花！？的なのも発見！し一瞬、情緒不安定!