可愛いので、再々度　見に行きました。

「ビューティフルサンデー」

ミヤマウズラ（深山鶉）

ラン科シュスラン属の常緑の日本の地生のラン。

下の方は疲れてきましたが、上の方の蕾だった子が　咲いてました。
常緑広葉樹林下に限らず、亜寒帯〜亜熱帯の様々な植生の、様々な環境に生育する。
花期は8〜9月。開花時の高さは、12〜25cm。
左右に広げた側萼片が、空を飛ぶ鶏の翼のようです。
側花弁の先端に茶色っぽく丸い班が、2つ並んで目のように見えます。
近縁種のヒメミヤマウズラ（絶滅危惧種）の側萼片（翼？）は、このように大きく開かないようです。
葉は常緑で、卵形、茎の下部に数個をつけます。

山奥ではなく、割りと身近な自然豊かな里の森に居ます。
このような植物がいつまでも見られることを、願っています。

ミヤマウズラは山野草ですが、家庭で育てることができます。
江戸時代から親しまれてきたミヤマウズラは1980年代に開催された展示会で注目されてから採取され過ぎて数が激減し、場所によっては絶滅危惧種に指定されているので、園芸用として販売されている株を栽培するようにしてください。