礼文島に咲いていたコウリンタンポポ、別名エフデギクです。

草原の緑の中で、鮮やかなオレンジ色が一際目立っていました。

この花、実は外来種です。

礼文島の植物総数は737種、そのうち高山植物が236種、外来種145種が確認されています。(2016年の資料による)

フランス菊やムラサキツメクサ、西洋タンポポなどの外来種が礼文島の在来種の生育地を奪ったり、生態系を変化させないよう、ここ10数年間、除去活動が行われています。

植物の世界が人間の世界と同じようなせめぎ合い状態にあることに、複雑な思いがします。

今日も元気に過ごしましょう。