ハート💚の葉っぱも可愛いです。時として紫色💜に色付きます。

八重咲きのドクダミ（ヤエドクダミ）、ミドリドクダミ（緑毒溜）

ドクダミ科ドクダミ属

日陰の湿った場所が好きな草です。
ドクダミの白い花びらと見えるものは「ホウ」で、花に付随した葉が変形したものです。
その名残を示すように、下のほうのホウに緑色が混じるものも見られました。
本当の花びらは白いホウの間にある黄色い粒粒のようなもので、雄しべと雌しべだけの構造でたくさん付きます。
ドクダミのホウは普通4枚ですが、なぜ「八重咲き」なの？
「ドクダミ科はガクも持たない原始的な被子植物なのだが、このような八重咲きの出現は「花びら」が進化する過程を示すモデルとして注目されている。」（したたかな植物たち・多田多恵子）
ドクダミの別名は十薬（じゅうやく）で、江戸時代の儒学者・本草学者である貝原益軒が著した『大和本草』には、馬に与えると「十種ノ薬ノ能アリトテ十薬ト号スト云」と書かれています。

ミドリニリンソウには、まだ会えませんが、ミドリドクダミに会え嬉しいです。
「ビューティフルサンデー」
可愛いお花、美しい風景に、出会えますように…