*･˚✧₊⁎✨🍃ﾟ･*花を飾ろう*:.｡.🍃💫 .｡.･*

桜が日ごとに鮮やかになっている。東京近くにあるソメイヨシノもきのうは三、四分咲き。あっという間に満開になりそうだ。

全国18都道府県に出されていたまん延防止等重点措置もそんなタイミングで全面解除された。花見や歓送迎会のシーズンに何とか間に合った。いや間に合わせた、との見方もあるだろう。落ち込んだ経済を早く回復させたいのは誰もの願いだ。

ただ情勢は厳しい。東京では新型コロナの新規感染者が毎日数千人もいて油断できない。食品などの値上がりも続き、財布のひもが固い。加えてウクライナ危機。自粛ムードや簡素化の流れが続いている。

関西大学の宮本勝浩名誉教授の試算によると、今春見込まれる花見の経済効果は約2016億円。昨年より27%以上増えるが、コロナ禍前の2018年比では約7割減とみる。この通りなら経済の「開花」はなかなか進まず、満開は程遠い。

「来年は大勢の人たちが『お花見』を楽しめるようになることを願っている」と宮本さん。今春の花見が始まる前からそう言われると切ないが、以前の花見や経済に戻ろうと努めているのは皆、同じだ。

桜の開花にはよく知られるよう「休眠打破」が必要になる。冬の間に低温にさらされることで、暖かくなるとぱっと目覚め、花を咲かせる。先行きが読めない世の中ではあるが、いまは踏ん張るしかない。将来の「春」に向けた準備期間と信じて。

　　　　　　　今日の高知新聞🗞【小社会】

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『凛とした姿』『威厳』『才能』『努力』

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