*･✨🧚‍♀️🍃ﾟ･*梅花黄蓮*:🍃💫🧚‍♂️ .｡.:*･*

『バイカオウレン』
　　　　　　　　　　女性・71歳　高知市

2月下旬、春の気配に包まれた日曜日に、佐川町のJR土佐加茂駅の近くに群生しているバイカオウレンを見に行った。生まれ育った古里なのに、この花が話題になってから一度も行ったことがなかった。友人がスマートフォンで写真を送ってくれ、コロナ禍で出掛けることが少なくなっていた私も行ってみたくなった。

駅の少し東の道を山手に向かって歩く。よく整備されている山道なので怖くはなかった。近くの清宝山にも、子どもの頃登ったことがあり、懐かしかった。途中何組かのグループとすれ違った。この方たちもバイカオウレンを見に来てくれたのだと思うと、うれしくなった。

山道は久しぶりで、空も空気も澄みきっていて気持ちがよかった。マスクをはずし、しばらく登ると杉林のゆるやかな斜面一面、緑のじゅうたんの上に白い真珠を散りばめたような小さな花が広がっている。木漏れ日を受けてかれんに咲いている。

杉林以外に他の草木はなく、どれだけ手入れが行き届いてるか理解できる。毎年これだけの花を守っている地元の方々の努力を思うと頭が下がる。目に見えないお世話の中でこの花は守られていると実感した。

牧野富太郎博士の名付けたこの花が、この場所で咲き続けてほしいと願う。そして2023年春からスタートする牧野の生涯をドラマ化したNHK朝ドラ「らんまん」を楽しみにしている。

　　　　　今日の高知新聞🗞【声ひろば】

✴️高知県立牧野植物園・撮影3/8

⭐️バイカオウレン（梅花黄蓮）の花言葉
『情熱』草丈5〜15㎝、花径は12〜18㎜程で白く花弁に見えるのはガクで花弁は黄色の部分です。花期は1月〜4月。小さな花に情熱を秘めているようです。

💫牧野植物園のロゴマークになっています。

🍃この日まで群生していたと思われたバイカオウレンは日中暖かったせいか、すでに時期が終わり…あと一輪咲いているだけでした。でも一輪だけでも今年のバイカオウレンに会えて良かったと胸を撫で下ろす私でした。来年は早いめに〝森の妖精〟を見に行こうっと♪