🌳木の花・葉っぱたち　　その138
　　　　　オタフクナンテン(お多福南天)

よく植栽されているのを見かける
お馴染みのオタフクナンテン。
最近の園芸品種かと思いきや、
江戸時代からあるそうで驚きでした。

夕陽に照らされて
紅葉した葉が黄金色に見えます。

今日は節分。
難を転じて福となす
皆さま健康で幸せな一年になりますように。
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⌘ メモ　⌘
🔸科名・属名
　　メギ科　ナンテン属
🔸学名
　　Nandiadomestica 　'Otafukunanten'
🔸英名
　　Nandina
　　Otafuku-nantenn(Nandina)
🔸別名
　　オカメナンテン
　　ゴシキナンテン
🔸由来
　❇︎オタフクナンテン
　　ナンテンに比べて丸みを帯びる葉の様子を
　　「おたふく（＝頬が丸く張り出した女性）」に
　　なぞらえたもの。
　❇︎オカメナンテン
　　オタフクと同様の意味をもつオカメをつけた
🔸原産地
　　中国　　日本　　
🔸花期
　　5月～6月　　　　
🔸 紅葉
　　12月～2月
🔸特徴
　　常緑低木。常緑広葉樹。
　　縁起木。難を転じる南天にお多福をつけて、
　　更に縁起の良い木とされる。
　　日本の暖地及び中国を原産地とするナンテンの
　　園芸品種で、江戸時代に作出された。
　　矮性品種で剪定なしで自然と丸い樹形になり、
　　病害虫への弱さもないなど扱い易く、日陰にも
　　耐え、水やりの手間もほとんどかからず、しかも、
　　赤い葉が美しいため、カラーリーフとして公園、
　　ショッピングモール等の植え込みに幅広く利用さ
　　れる。また、狭いスペースでも楽しめるため、
　　ナンテンの代用品として一般家庭での人気も高い。
　　ただしナンテンと異なって花は咲きにくく、
　　実もなりにくい。良くも悪くも一年中、同じ
　　ような雰囲気を保つ。
 　　葉は長さ３～８cmの小葉が細い枝から互い違い
　　に出る。質感はナンテンに似るが、枝葉はナン
　　テンよりも密生する。主だった幹はなく細い枝が
　　直立し、株立ち状になることも多い。葉は赤み
　　がかった緑色で秋以降は鮮やかに紅葉する。