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お出かけ先,銅葉インドハマユウ クリナム ‘ メネフネ ’,インドハマユウ “メネフネ”(Crinum latifolium 'Menehune')の投稿画像
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葉光
2021/12/24
先日の投稿に続き、「オオゴマダラ(Idea leuconoe)」を投稿させて頂きたいと思います。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
和名:オオゴマダラ
学名:Idea leuconoe
分類:タテハチョウ科(Nymphalidae) マダラチョウ亜科(Danainae) オオゴマダラ属(Idea)
分布:
国内分布として南西諸島(喜界島・与論島以南)から知られている他、国外分布としては東南アジアを中心に台湾南部やオーストラリア北部など、熱帯から亜熱帯地域にかけて広域的に分布しています🌺🐛🦋
形態:
成虫は前翅長70mm前後で、開長120〜140mm前後にも達し、日本に産するチョウとしては最大種です。其の翅は白色を基調としており、黒色の斑点と放射状模様が入り込む事が、特徴的です。また幼虫は白黒の横縞模様をしており、体側には赤色の斑点が一列に並びます。頭部と尾部には黒色の細長い突起を有し、終齢幼虫は体長70mm前後に達します。あと蛹は40〜50mm前後に達し、尾部の1点のみで枝下や葉裏枝などに振ら下がります。本種の蛹は金色に見えますが、此れは構造色らしいです。羽化までの期間としては、夏期で有れば1週間程度で、冬期には1ヶ月前後を要します🦋
食草:
本種と同じマダラチョウ亜科(Danainae)に属する多くの種類が、ガガイモ科(Asclepiadaceae)に属する植物を食草としており、本種もホウライイケマ(Cynanchum formosanum)を食草とします。ですが本種の幼虫は、キョウチクトウ科(Apocynaceae)に属するホウライカガミ(Parsonsia laevigata)も好む事で有名なようです。また食草の両種共にアルカロイドを含んでいる為、本種の幼虫も毒を体内に摂取して溜め込む事で、天敵から捕食されることを防いでいるそうです。また毒は蛹や成虫にも残存しているらしく、目立つ体色は周囲に有毒種として知らせる警戒色とも言えるそうです🌿
生態:
他のマダラチョウ類と共通し、雄個体の腹部後端にはヘアペンシルというブラシ状をした器官が有ります。此れはフェロモンを分泌する器官で、雌個体を惹き寄せる役割を果たします。実際に雌個体の周囲では、ヘアピンシルを広げて飛び回る雄個体を観察する事も出来るらしいです。また雄個体は人間の頭髪等に群がる事も有り、此れは整髪料や香水にフェロモンの原料とされるパラベンが含まれている為と考えられています。あとガイドの方からお聞きした話によると、赤色の帽子や衣服などにも花と誤認した個体が群がる場合が有るらしいです🌺
生活史:
チョウにより成虫期を2週間で全うする種類から、越冬する種類まで様々なようです。本種の場合には成虫期で3〜4ヶ月、最長6ヶ月との記録も有しており、比較的長寿な種類です。また分布域では平地から山地まで生息し、季節を繁殖している為、一年を通して観察する事が出来ます。あと限られた狭い空間でも生活環が成立し、人工的に飼育し易いチョウの一種類とされています。其の為に日本でも全国各地の動植物園や昆虫館などで飼育展示されています🐛🦋
指定等:
盛んに飼育や研究が行われており、本種は特に絶滅の懸念など無く、普通種の一つとされています。本種の場合は「沖縄県の県蝶」として指定されており、沖縄県の優れた自然景観や生物多様性を支える自然環境保全や再生の象徴として、また沖縄独自の自然の豊かさへの理解を深め、県民への関心を深めて自然環境を守り育てる意識の向上に繋げる事を目指して、選定されたそうです。また他にも「うるま市,那覇市,宮古島市,石垣市」から「市の蝶」にも指定されているらしいです🏝
雑談、その他:
本種は別称として、滑空するかのような緩やかな飛翔行動が優雅な様から「南国の貴婦人」、また飛翔行動に翅の模様が相成り「新聞蝶」と呼称されている事も有るらしいです。因みに本種の和名で有る「オオゴマダラ」を漢字で表記すると「大胡麻斑」に成ります。改めて漢字にすると、良く特徴が捉えられている和名ですよね😲
※因みに上記に添付させて頂きました画像は「熱帯ドリームセンター(沖縄県国頭郡本部町字石川424番地)…国営沖縄記念公園 海洋博公園内」にて、撮影させて頂きました吸蜜中の本種です☺️
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葉光
趣味で昆虫や植物に興味を持っています。ただ未だ未だ知識不足の為、良く質問させて頂く事も有るかとは思いますが、何卒ご教授頂けますと幸いです。特にヤシ類などを始めとした観葉植物にとても興味を持ち、蒐集しています。是非とも植物が好きな同じ趣味の方々とお話しする事が出来ればと思っております。どうぞ宜しくお願い申し上げます!
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先日の投稿に続き、「オオゴマダラ(Idea leuconoe)」を投稿させて頂きたいと思います。
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和名:オオゴマダラ
学名:Idea leuconoe
分類:タテハチョウ科(Nymphalidae) マダラチョウ亜科(Danainae) オオゴマダラ属(Idea)
分布:
国内分布として南西諸島(喜界島・与論島以南)から知られている他、国外分布としては東南アジアを中心に台湾南部やオーストラリア北部など、熱帯から亜熱帯地域にかけて広域的に分布しています🌺🐛🦋
形態:
成虫は前翅長70mm前後で、開長120〜140mm前後にも達し、日本に産するチョウとしては最大種です。其の翅は白色を基調としており、黒色の斑点と放射状模様が入り込む事が、特徴的です。また幼虫は白黒の横縞模様をしており、体側には赤色の斑点が一列に並びます。頭部と尾部には黒色の細長い突起を有し、終齢幼虫は体長70mm前後に達します。あと蛹は40〜50mm前後に達し、尾部の1点のみで枝下や葉裏枝などに振ら下がります。本種の蛹は金色に見えますが、此れは構造色らしいです。羽化までの期間としては、夏期で有れば1週間程度で、冬期には1ヶ月前後を要します🦋
食草:
本種と同じマダラチョウ亜科(Danainae)に属する多くの種類が、ガガイモ科(Asclepiadaceae)に属する植物を食草としており、本種もホウライイケマ(Cynanchum formosanum)を食草とします。ですが本種の幼虫は、キョウチクトウ科(Apocynaceae)に属するホウライカガミ(Parsonsia laevigata)も好む事で有名なようです。また食草の両種共にアルカロイドを含んでいる為、本種の幼虫も毒を体内に摂取して溜め込む事で、天敵から捕食されることを防いでいるそうです。また毒は蛹や成虫にも残存しているらしく、目立つ体色は周囲に有毒種として知らせる警戒色とも言えるそうです🌿
生態:
他のマダラチョウ類と共通し、雄個体の腹部後端にはヘアペンシルというブラシ状をした器官が有ります。此れはフェロモンを分泌する器官で、雌個体を惹き寄せる役割を果たします。実際に雌個体の周囲では、ヘアピンシルを広げて飛び回る雄個体を観察する事も出来るらしいです。また雄個体は人間の頭髪等に群がる事も有り、此れは整髪料や香水にフェロモンの原料とされるパラベンが含まれている為と考えられています。あとガイドの方からお聞きした話によると、赤色の帽子や衣服などにも花と誤認した個体が群がる場合が有るらしいです🌺
生活史:
チョウにより成虫期を2週間で全うする種類から、越冬する種類まで様々なようです。本種の場合には成虫期で3〜4ヶ月、最長6ヶ月との記録も有しており、比較的長寿な種類です。また分布域では平地から山地まで生息し、季節を繁殖している為、一年を通して観察する事が出来ます。あと限られた狭い空間でも生活環が成立し、人工的に飼育し易いチョウの一種類とされています。其の為に日本でも全国各地の動植物園や昆虫館などで飼育展示されています🐛🦋
指定等:
盛んに飼育や研究が行われており、本種は特に絶滅の懸念など無く、普通種の一つとされています。本種の場合は「沖縄県の県蝶」として指定されており、沖縄県の優れた自然景観や生物多様性を支える自然環境保全や再生の象徴として、また沖縄独自の自然の豊かさへの理解を深め、県民への関心を深めて自然環境を守り育てる意識の向上に繋げる事を目指して、選定されたそうです。また他にも「うるま市,那覇市,宮古島市,石垣市」から「市の蝶」にも指定されているらしいです🏝
雑談、その他:
本種は別称として、滑空するかのような緩やかな飛翔行動が優雅な様から「南国の貴婦人」、また飛翔行動に翅の模様が相成り「新聞蝶」と呼称されている事も有るらしいです。因みに本種の和名で有る「オオゴマダラ」を漢字で表記すると「大胡麻斑」に成ります。改めて漢字にすると、良く特徴が捉えられている和名ですよね😲
※因みに上記に添付させて頂きました画像は「熱帯ドリームセンター(沖縄県国頭郡本部町字石川424番地)…国営沖縄記念公園 海洋博公園内」にて、撮影させて頂きました吸蜜中の本種です☺️