こいつはちとピントが甘かった💦
キク科オケラ属「オケラ」の冠毛です。
よく見ると、冠毛の下の苞葉がトゲトゲの魚の骨状になっています。また冠毛にはアザミと同じく枝があって羽毛状になりますね😊

(追加)
名の由来には諸説あり。
万葉のウケラがオケラに転じた説は、ウケラ(宇家良)は葉が蓑、花が漁具の筌(うけ)に似ていることから。
軟毛をまとった若芽を昔の雨具である朮〈うけら〉に見立てた説(秋田では蓑のことをウケラという)。
葉が物を受けるのに良い匙のような形をしてからという説などです🧐

因みに「おけらになる」とよく言いますが、一文無しになるの意味で、由来には諸説あって…

漢字で「螻蛄になる」と書くように、オケラは昆虫のコオロギに似た「ケラ(螻蛄)」のことという説が有力です。オケラを前から見ると万歳をしているように見えるため、一文無しでお手上げ状態になった人をオケラに見立てたというもの。
あるいは、博打に負けて無一文になった者を「裸虫」と言ったことから、これもオケラに見立てたとする説。
もう一つは、植物の「オケラ(朮)」のことで、根の皮を剥いで薬用にされるため、身の皮を剥がれる意味に掛けたという説もあります。

いずれにしても「オケラ」にはなりたくないもんですねえ😓💦