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カタバミさんのお出かけ先,春からこの晩秋まで、青から濃紫へと咲き続ける草花,ラベンダーセージ(サルビア・インディゴスパイヤー)の投稿画像

2021/11/23
11月。晩秋から冬へと、その先の季節へと移りゆく。
私の散歩道の道際等の草花達は、また新たな世界を夢見て、その身を自然の中に託そうとしている---

10月からの、より充実した時季を持とうしている草花達の姿 ---その22。

春からこの晩秋まで、青から濃紫へと咲き続ける草花。
---何時も散歩道の道際のオープンガーデン。
 先に観たスイートバジルに、少しの間隔を置いて観るは、春からこれまで目にしてきた草花である。

それが付ける花は、あのサルビアに花姿を持ち、青から紫色に、春から秋へと、特に今時分の晩秋が、最もその紫の花色を濃くしているようだ。

決して派手な美しいさではなく、どちらかというと地味で、その中に秘めた濃紫色になったその花穂は、不規則に捻れるような個性的な花姿を作ってきているようだ。
その花穂をもつ茎も、そこら出る葉も紫に染めている。

その茎は地面上で横に這い、直立する背の高い茎を何本も伸ばして群生するかの様な姿を、そこに観てきている。

 ラベンダーセージ(サルビア・インディゴスパイヤー)

・ラベンダーセージ<別名 サルビア・インディゴスパイヤー>(シソ科 サルビア属)
多年草(宿根草)。
1979年にカリフォルニアのハンティントン植物園にて偶然発見された植物で、推定でロンギスピカータ種とファリナセア種の交雑種と考えられている。

サルビア・インディゴスパイヤーの最大の特徴(魅力)は晩春から晩秋~11月)まで真夏の間も休む事無く咲き続ける開花力と、旺盛な成長力にあり春から夏にかけてあっという間に高さ幅ともに150cm程に成長する。

花は青色から紫色で秋が最も花色が濃く美しく、また花が落ちた後も紫色に色付いた萼が残るため鑑賞価値を保ち続ける事が出来る。

花穂は長さ30~50cm迄あり、しばしば不規則に捻れ個性的な花姿を作り出す。茎は地面上で横に這い基部から直立する茎を何本も伸ばし群生する様な草姿を作り、茎は分枝がよくやや倒伏しやすいため草姿は乱れがちである。

園芸では花壇の中央や後方に植えられる事が多く、直立に伸びる茎は上部で分枝して最大120cmまで伸びるため単調になりがちな平らな花壇の中で高さというアクセントを作りリズム感のある美しい背景を作る。

開花時期は晩春から晩秋、花色は紫色や青色、個々の小花は唇形(下唇が広い)で、花序は小花が集まり輪状集散花序に花が咲く。

草姿は直立で高さは約90(150)cm × 幅は90(150)cmまで成長し、葉色は緑色、葉身は卵形で葉縁に鋸歯があり、葉序は対生葉序につく。

<サルビアの主な種と園芸品種>
サルビアは世界に約900種があり亜熱帯や熱帯、温帯等に広く分布する低木もしくは多年草か一・二年草である。
 
園芸では、夏の花の代表格であり公共の花壇等でもよく見かける「スプレンデンス種」。   

晩春から晩秋まで休みなく花が咲き続ける「チェリーセージ」や「インディゴスパイヤー」。

毛織物の様な豪華な花を秋に咲かせる「レウカンサ種」。  

黒色と白色の対比がスタイリッシュでかっこいい「ディスカラー種」等がある。

サルビアは属の中に多くの種があるためそれぞれ耐寒性や耐暑性が違い育て方がことなる。

(出典・参考: BEGINNERS GARDEN 他)

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