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コバノフジバカマ(ニセフジバカマ)の投稿画像
もちっこさんのコバノフジバカマ(ニセフジバカマ)の投稿画像
コバノフジバカマ(ニセフジバカマ)
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もちっこ
2021/11/13
10月16日撮影 耕心館の前で。
耕心館を出て、この日は近くのショッピングモールまで歩くことにしました☺️
ふと見るとフジバカマっぽい花が。
さあー何かな?
フジバカマの葉は3裂していますが、それは下の葉で、花に近いところは裂けていません。
上まで3裂しているものは野生のフジバカマとサワヒヨドリの自然雑種であるサワフジバカマだとしていましたが、
最近、2017年9月に発刊された「改訂新版 日本の野生植物5 ヒルガオ科~スイカズラ科」 において、そうではないことが書かれていたということを
師匠から教わりました。
「最近日本で栽培されるものは、野生の型に比べて葉の裂片が細く、上部の葉も全裂し、花序の枝がより急角度で斜上して紅色をおび、花色の濃い型で、これをコバノフジバカマ(ニセフジバカマ)と名付け、E. fortunei Turcz. の学名をあてて区別することもある」
ということから、岡山県倉敷市にある重井薬用植物園では、園芸タイプはコバノフジバカマとする…という考えを記事にされていました。
コバノフジバカマと在来フジバカマの形態的な違いについては、
在来のフジバカマが高さ1.5~2mほどにもなる大型の草本であるのに対し、コバノフジバカマは高さ0.5~1m程度。
コバノフジバカマの花色は濃い紅色の場合が多い(個体差があるほか、紅色をおびない「白花」も販売されている)。在来フジバカマはわずかに淡紅色をおびる程度。
葉は在来フジバカマに比べると小型で質が薄い。葉柄はごく短く、葉身は3深裂し3小葉のようになる(葉脈が葉柄のようになる)。裂片は幅が細く披針形である。在来フジバカマの場合、葉柄はやや長く、茎の上部などの葉は切れ込まない葉が多い。茎の中~下部の葉は3深裂するものがあるが、葉身はつながっており、小葉のようにはならない。
などがあります。生乾きの時に香る「桜餅の香り」(クマリンという芳香物質)も、コバノフジバカマの方が、在来フジバカマよりも強く、より甘い香りがするようです。コバノフジバカマは、在来のフジバカマのようにやや湿った環境を好むわけではなく、乾燥した場所でも育ち、地下茎を伸ばして新たな茎を次々と出して増殖する、非常に旺盛な繁殖力を持っています。在来フジバカマに比べて草丈も低いので、個人の庭でも植えやすいサイズの上、香りも強いとなると、園芸種として人気がでるのも当然かもしれません。
(重井薬用植物園 おかやまの植物事典 より)
これは葉が上まで3裂していて、花色は赤味を帯び、高さはわたしが見下ろすほどですので、
(今までだったらサワフジバカマ…と言っていましたが)
コバノフジバカマではないかと思います。
真理
2021/11/13
私もそう思います😃
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1
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もちっこ
花の名前を覚えたいと思って始めました。 何事にも時間がかかるのんびりやなので、コメントをいただくのは嬉しいのですが、すぐに返信できず、流れてしまうことがあるようです。 失礼がありましたらお許しください。 お返事してなかったー!と気付いて ものすごく経ってから突然お返事することがあるかもしれませんのでビックリしないでくださいね。 と、いう状態ですので お返しの「いいね」などはどうかお気になさらずに…。
植物
コバノフジバカマ(ニセフジバカマ)
耕心館を出て、この日は近くのショッピングモールまで歩くことにしました☺️
ふと見るとフジバカマっぽい花が。
さあー何かな?
フジバカマの葉は3裂していますが、それは下の葉で、花に近いところは裂けていません。
上まで3裂しているものは野生のフジバカマとサワヒヨドリの自然雑種であるサワフジバカマだとしていましたが、
最近、2017年9月に発刊された「改訂新版 日本の野生植物5 ヒルガオ科~スイカズラ科」 において、そうではないことが書かれていたということを
師匠から教わりました。
「最近日本で栽培されるものは、野生の型に比べて葉の裂片が細く、上部の葉も全裂し、花序の枝がより急角度で斜上して紅色をおび、花色の濃い型で、これをコバノフジバカマ(ニセフジバカマ)と名付け、E. fortunei Turcz. の学名をあてて区別することもある」
ということから、岡山県倉敷市にある重井薬用植物園では、園芸タイプはコバノフジバカマとする…という考えを記事にされていました。
コバノフジバカマと在来フジバカマの形態的な違いについては、
在来のフジバカマが高さ1.5~2mほどにもなる大型の草本であるのに対し、コバノフジバカマは高さ0.5~1m程度。
コバノフジバカマの花色は濃い紅色の場合が多い(個体差があるほか、紅色をおびない「白花」も販売されている)。在来フジバカマはわずかに淡紅色をおびる程度。
葉は在来フジバカマに比べると小型で質が薄い。葉柄はごく短く、葉身は3深裂し3小葉のようになる(葉脈が葉柄のようになる)。裂片は幅が細く披針形である。在来フジバカマの場合、葉柄はやや長く、茎の上部などの葉は切れ込まない葉が多い。茎の中~下部の葉は3深裂するものがあるが、葉身はつながっており、小葉のようにはならない。
などがあります。生乾きの時に香る「桜餅の香り」(クマリンという芳香物質)も、コバノフジバカマの方が、在来フジバカマよりも強く、より甘い香りがするようです。コバノフジバカマは、在来のフジバカマのようにやや湿った環境を好むわけではなく、乾燥した場所でも育ち、地下茎を伸ばして新たな茎を次々と出して増殖する、非常に旺盛な繁殖力を持っています。在来フジバカマに比べて草丈も低いので、個人の庭でも植えやすいサイズの上、香りも強いとなると、園芸種として人気がでるのも当然かもしれません。
(重井薬用植物園 おかやまの植物事典 より)
これは葉が上まで3裂していて、花色は赤味を帯び、高さはわたしが見下ろすほどですので、
(今までだったらサワフジバカマ…と言っていましたが)
コバノフジバカマではないかと思います。