11月。晩秋から最終の季節へと時は進んでいくフラワーショップの店頭には、それに順応するかのように、カラフルにも花卉達が精一杯賑わそうとしているようだ。

10月からの店頭で観るバラ、バラ---その3。


----切りバラも一層、店頭を賑わしている。
　ピンクx1、複色(混色)系x1のバラ、２つ。

・薔薇(くるる)
花弁が外側に広がるように咲いていて、その濃いピンクから薄ピンクに変幻し、外側の花弁には薄いグリーンをさわやかにもつけている。カップ咲きにみえるスプレーバラ。花は、中心に向かって「クルル」と巻いたようになっていることからの名前だろうか。

・薔薇(リメンブランス)
花弁、外から花芯に向かうまで、先が尖った剣弁高芯咲き。マゼンタ、ライラックの混ざったピンクが、外側へ淡いグラデーションになって完結している。透明感のある清々しいバラ。
名は恋などの「追憶」なるをバラに託するということだろうか。