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カタバミさんのお出かけ先,サルビア・スプレンデス,当たりを真っ赤に染める、唇形花の投稿画像

2021/10/12
10月、神無月。夏を後にして時季は秋。そして、それは先々への季節へと進む。私の散歩道の道際等の草花達は、今、季節の変化に徐々に順応しようとしている---

9月からの、より充実した時季を持とうしている草花達の姿 ---その11。

当たりを真っ赤に染める、唇形花。
---久しぶりに近郊の街に足を伸ばす。
その駅前の大通りの両側に伸びるオープンスペースには、四季折々の草花たちが季節を讃歌し、その景色の中に、道行く人たちを陶酔さえさせるのである。

そこには、唇のような花が、辺り一面を真っ赤に染めていた。

       サルビア・スプレンデス

<「サルビア」に関して、下記より抜粋:
サルビア・スプレンデンスが属するアキギリ属(サルビア属)には約900種の植物が分類されているが、単に「サルビア」というと、本種を指すのが一般的である>

先に観た(10/1 ‘21)、サルビア・コネッキアはこの同じ仲間の近縁種である。

・サルビア・スプレンデンス<別名 サルビア、ヒゴロモソウ<緋衣草>>(シソ科 アキギリ属/サルビア属)
 ブラジル南東部原産の多年草。
美しい花を咲かせることから観賞用として導入され、世界中の熱帯から温帯地域で栽培されている。
日本には明治時代に渡来しており、広く普及している。

サルビア・スプレンデンスが属するアキギリ属(サルビア属)には約900種の植物が分類されているが、単に「サルビア」というと、本種を指すのが一般的である。

サルビア・スプレンデンスの花期は6月~11月。
花期になると、茎の頂部に花序を出し、多数の花を咲かせる。
花序は20㎝程度の長さになり、2~6個の花が輪散状に密に付く。

花はシソ科の植物に多く見られる唇形花。
唇形花とは、筒状になった花の先が上下に分かれ、唇のように見える花の事。
サルビア・スプレンデンスの唇形花は、径1㎝程度の大きさで長い花筒を持っている。
萼は赤く、開花時は1.6㎝程度、開花後に2㎝程度まで伸びる。

花色は代表的な赤の他、ピンク、白、紫など。

葉は先の尖った卵形~三角形に近い卵形で、縁に鋸歯がある。
原種は草丈90㎝程度になり低木状に育ちますが、園芸品種の多くは20~40㎝程度の草丈。

丈夫な性質で育てやすい植物。
本来は多年草ですが、耐寒性が低く、日本では一年草として扱うのが一般的。

<サルビア・スプレンデンスの近縁種> 
 参照: サルビアの仲間(アキギリ属)---‘ガーデニングの図鑑’

(出典・参考; ガーデニングの図鑑)


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