シコンノボタン

シコンノボタンは一日花ですが、人目を引く鮮やかな紫色の花が次から次へとたくさん開花するのが魅力の熱帯花木です。原産地はブラジルですが、霜が降りない地域では葉は落葉しても戸外でよく冬越しします。鉢物として出回っている株は矮化剤によってコンパクトな姿になっていますが、次の年には矮化剤の効果が薄れて勢いよく成長します。

原産地:ブラジル
草丈／樹高:1～3m
開花期:7月～11月
花色:紫,ピンク
耐寒性:やや弱い
耐暑性:やや弱い
特性・用途:常緑性,開花期が長い

シコンノボタンの育て方を見る
シコンノボタンの種類（原種、品種）

✧コート・ダジュール
Tibouchina urvilleana ‘Cote d'Azur’
鉢物向きの矮性でよく流通している品種。花色は紫で、花弁と葉がやや細い。

✧リトル・エンジェル
Tibouchina urvilleana ‘Little Angel’
咲き始めは花弁の先半分が紫で中心は白色だが、咲き進むにつれて全体がピンクに変化する品種。

✧オータム・カーニバル
Tibouchina urvilleana ‘Autum Carnival’
リトル・エンジェルの枝変わりによって生まれた品種で、花はリトル・エンジェルと同様だが、葉が白っぽい緑色で縁に白斑が入る。