キク科アザミ属
(野薊)ノアザミは、総苞が粘ることや、根元の葉は開花時には枯れているのが特徴
アザミの仲間は世界におよそ300種。日本にはそのうちの1/3が集中

昔、スコットランドがノルウェーの大軍に攻められたとき、夜襲を掛けようとしたノルウェー軍の兵隊がアザミを踏んで悲鳴を上げたため、奇襲に気がついたスコットランド軍は大勝。アザミは国を救った花とされ、スコットランドの国花や紋章となった

アザミの花をそっと指で刺激すると、雄しべの先から、白い花粉が噴き出してくる。
チョウの体がアザミの雄しべに触れると、刺激された雄しべの先から、白い花粉を出して体に花粉をつける

アメリカオニアザミは自治体によって駆除の対象。茎の高さは0.5-1.5m。大きいものは2mにもなる。紅紫色の頭状花を咲かせる。葉や茎、総苞片には鋭い棘

セイヨウトゲアザミ(西洋刺薊)ヨーロッパから帰化した多年草です。 雌雄異株で、直立した無毛の茎はよく分枝し、夏～秋、茎先に集房花序を出して多数の薄紅色　茎は直立，上方で分岐し，高さ30～150cm．全体に無毛．茎の上稜や葉縁に棘