2021年8月24日(火)、曇り時々雨。
投稿写真は、朝摘みした我が家のバラを妻がシステムキッチンの上に飾ったところ。

穏やかな日常生活が、収まった一枚。

夏のバラは、春と比べると、ほとんどの種類のバラが小さめ。

でも、カットして、家の中の花瓶に挿しておくと、結構な大きさに開花してくれる。

ここに飾られたバラは、フラウ・カール・ドルシュキを除いて、素敵な芳香を発してくれる。

妻がとても喜んでいる。特に、ブルームーン、フロージン’82、ブルーリバー、ティファニーは、とても素敵な香りだ。　　

今日も妻からドライブをおねだりされ、全行程4時間のミニドライブ。

ここ数年は、妻のためにほぼ365日を捧げている。ときどき、反抗したくなって、少し意地悪を言ってみるが、妻のねばりにはいつも負けてしまう。

きっと、妻はドライブすると、私が本音でのお喋りになるのが楽しみにのであろう。

今日は、残された人生の夢について話した。妻に聞くと、特にないという。なぜかというと、今が夢が果たされているからと。

毎日、妻の病気と付き合い、妻が願う数時間ドライブを楽しみ、帰宅すると、雨の日以外は二人で庭仕事をする。

つるバラが旺盛にシュートを伸ばしている。ブッシュローズもシュートを伸ばし大きくなっている。

ブッシュローズは、9月10日までに、秋バラのために強剪定をする。つるバラは、少しずつ誘引していく。

年金生活は、現役時代と比べると、かなり慎ましい生活になるが、時間の使い方は、自由で、贅沢と言える。

ドライブ中に気になる話題になったのは、息子のことである。結論は、もう、息子は40歳に近づくところまで来たので、自分の責任で道を決めるのだから、彼が選んだ道を見守るしかないと。

息子の幸せを心から望んでいるが、それは私達の思う幸せであって彼の望む幸せではないかもしれないのだ。

たとえ、息子が人生に寂しさを覚え、死を選んだとしても、それは彼の自由意志に基づく選択であるので、それを責任に感じないことが大切と妻に話した。

妻は、不安障害なので、不安に思うことを抱え込んでとても心配するのだ。だから、私は妻の心の負担を少しでも下げるための言葉を選ぶ。

昨日は、３週間に一度の定期通院を二人で受けた。私は、主治医に最も妻を苦しめた義父が他界したのに、まだ、不安がっているし、ほぼ毎日、外へ出たがり、かなり私自身が疲れていると言った。

主治医は、それでも奥さんはとても以前と比べると、かなり安定しているので、家事ができなくても、問題だと思わないこと、今の安定がとても大切だ、年をとると、一般的には外食や中食が増加するのは当たり前だから、心配しなくていい、と言われ、少し、心が落ち着いた。

さて雨のため、8月4日を最後に、薬剤噴霧ができていない。害虫や病原菌の被害が顕在化してきた。

来週から、天気が上向きそうなので、庭仕事を頑張ろうと思う。

妻が幸せと感じていることに、妻に感謝する。とても、私自身が救われることであるから。