７月１７日撮影　耕心館

この花はとにかく群生していました。
ツリフネソウの仲間ですが、昨秋に見つけたツリフネソウとは形と色が違います。

調べると、ハナツリフネソウ（別名ゲンペイツリフネ）とありました。
ゲンペイというのは源平のことで、日本人は赤と白の組み合わせにゲンペイと付けるものが多いので納得！

花弁３枚のうち、上唇は白、下唇２枚が赤…というかピンク色になっています。
葉の鋸歯はギザギザで先が尖っているところはツリフネソウに近く（でも細かくて柔らかい感じがします）、花序が葉の上に伸びて花を下垂させるところもツリフネソウと同じです。
距がクルンとなっていないところはキツリフネと同じです。

Wikipediaには、
日本にはツリフネソウ、キツリフネ、ハガクレツリフネの3種が自生し、ホウセンカや同属の園芸種（インパチェンス、アフリカホウセンカなどと呼ばれる）が栽培される。
…とあるので、これは園芸種ということでしょうか？群生しているということは逞しいので、そういうことですかね？
ホウセンカはまさにツリフネソウ科ですが、インパチェンスがツリフネソウ属とは驚きです。

ハナツリフネソウ
ツリフネソウ科ツリフネソウ属