🪴草花たち　その⑦
シロツメグサ（白詰草）

アカツメクサと共に、
シロツメクサも咲いていました。　
その向こうにはコメツブツメクサたち。
詰草たちで彩どり、華やかです💓
子供の頃、花の首飾りや花冠を作ったのを懐かしく思い出します。

⌘ メモ　⌘
🔸科名・属名
　　マメ科シャジクソウ属
🔸学名
　　Trifolium repens
🔸英名
　　White clover
🔸別名　　
　　シロクローバー
🔸原産地
　　ヨーロッパ
　　帰化植物（明治以降）
🔸花期
　　3月〜8月
🔸形態　
　　匍匐茎および種子で殖える。
　　葉は卵形の3枚の小葉が付く（複葉）。
　　小葉の上面には斑紋がある。
　　時に4枚以上の小葉が付くことがあり、　　　　　
　　「四つ葉のクローバー」として珍重される。
　　昼間は小葉を開き、夜間は閉じる（就眼運動）。
　　花は白色、またはわずかに桃色を帯びる。
　　10〜80個の蝶形花が集まって球状をつくる。
🔸近縁種
　　モモイロシロツメクサ（モモイロツメクサ）
ムラサキツメクサ（アカツメクサ ）
ベニバナツメクサ
タチオランダゲンゲ
ツメクサダマシ など。
🔸その他
　　江戸末期、オランダから長崎に輸入されたガラス器の
　　緩衝材として、乾燥したクローバーが詰められていた
　　ことが切掛になり日本に渡来した。そこでクローバー
　　全体を「詰草」という。
　　明治以降には牧草として導入された。また、蜜源、
　　食用にもなる。
　　マメ科特有の根粒菌の作用により窒素を固定する為、
　　土壌を肥沃にする。