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お出かけ先,セイヨウオダマキ(西洋苧環),幾種かの、咲くオダマキの投稿画像
カタバミさんのお出かけ先,セイヨウオダマキ(西洋苧環),幾種かの、咲くオダマキの投稿画像
セイヨウオダマキ(西洋苧環)
幾種かの、咲くオダマキ
ミヤマオダマキ(深山苧環)
ヤマオダマキ(山苧環)
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カタバミ
2021/05/11
5月は皐月。緑が映える季節に、私の散歩道の道際等の草花達は、まさに百花繚乱の時季に包まれているようである---
4月からの、草花達の嬉々とした姿、姿---その10。
幾種かの、咲くオダマキ。
---昨年に、いつもの散歩道の道際に、興味深く観たオダマキ。今年もその道際には、幾つかのその草花に出逢う。
その清楚でどことなく寂寥を感じさせる草花、であるが、何かそこに自信を持った自己主張があるようなものを感じるのである。
よく見ると、それらの幾つの草花は、その佇まいや形状が微妙に相違する近縁種同士であることが判ったの収穫であった。
それぞれに、ミヤマオダマキ(深山苧環)、セイヨウオダマキ(西洋苧環)そしてヤマオダマキ(山苧環)だろうか。
・オダマキ<苧環>(キンポウゲ科 オダマキ属) 北半球の温帯に約70種が分布する多年草。 日本では、ミヤマオダマキ(深山苧環)とヤマオダマキ(山苧環)の2種が分布。
一般的に栽培されるオダマキは、大別すると日本原産のミヤマオダマキのグループと、ヨーロッパ原産の西洋オダマキのグループで、両種のオダマキを交配親として数多くの園芸品種が作出され、流通している。
オダマキの主な花期は、4月~6月中旬。
花期になると、上部で分枝した茎の頂部に、花径3~8㎝程度の花を下向きに咲かせる。品種によっては上向きに咲くものもある。
外側の花弁のように見えるのは萼片で、本来の花弁はその内側で筒状になっている部分である。萼片、花弁ともに5枚あり、花弁の基部は距(キョ)となって内側に曲がる。
花色は、青、ピンク、紫、白、赤、黄色、オレンジなどなど。
多くの園芸品種があり、豊富な花色が揃っている。
根出葉は2回3出複葉で、小葉は細かく分かれており、先端の小葉は丸っこい形をしている。
草丈が高く伸びる品種では小型の茎葉が出る。根出葉は株元で茂り、茎はよく分枝して多くの花を咲かせ、草丈10~50㎝程度に成長する。
耐寒性が高く、北海道でも庭植えで冬越し可能。冬に地上部を枯らせて宿根し、春に再び芽吹く。
比較的短命な多年草のため、3~4年ほどで株の更新が必要になるが、こぼれ種でもちょこちょこ増える。
<オダマキの主な品種>
・ミヤマオダマキ(深山苧環)
日本、朝鮮半島北部、樺太に分布するオダマキ。日本では北海道から中部地方以北の地域に分布、亜高山・高山地帯に自生する高山植物。
草丈は10~20㎝程度に成長する。花色は青から青紫。やや暑さに弱い性質。園芸品種では紫やピンク、白花を咲かせるものもある。
・ヤマオダマキ(山苧環)
日本固有種のオダマキで、北海道から九州に分布。 萼片は紫褐色、花弁は黄色~淡緑色で、距の部分が紫褐色になる。草丈30~60㎝程度に成長する。
変種にはオオヤマオダマキがある。ヤマオダマキの距が真っ直ぐに伸びるのに対し、オオヤマオダマキの距は内側に曲がる。
それぞれ萼片が黄色く黄色一色の花を咲かせるものがあり、キバナノオダマキ、キバナオオヤマオダマキと呼ばれる。
・クロバナオダマキ(黒花苧環)
中国、モンゴル、ロシアに分布するオダマキ。
萼片、花弁共に暗紫色をしており、花には香りがある。
草丈15~30㎝程度に成長。
園芸品種のチョコレートソルジャーが流通。
・カナダオダマキ(カナダ苧環)
アメリカ、カナダに分布するオダマキ。
森林や岩の斜面、崖などに自生。
萼片は赤、花弁は黄色で距の部分が赤くなり、雄しべが長く突出。野生種では個体差が大きく、草丈15~90㎝程度のものまである。黄色やピンク色の花を咲かせる園芸品種もある。
・セイヨウオダマキ(西洋苧環)
ヨーロッパから北アフリカに分布するオダマキ。
草丈30~70㎝程度に成長し、多くの場合、萼片、花弁、距共に青~紫色の花を咲かせる。
本種にヨーロッパ原産種や北アメリカ原産の大輪種を掛け合わせ、数多くの品種が作出されている。
園芸上ではこの品種群と、その他の様々な交配種を合わせて「セイヨウオダマキ」と呼んでいる。
花色が非常に豊富で、八重咲き品種なども流通。
(出典・参考; オダマキ ガーデニングの図鑑)
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カタバミ
場所
お出かけ先
植物
セイヨウオダマキ(西洋苧環)
幾種かの、咲くオダマキ
ミヤマオダマキ(深山苧環)
ヤマオダマキ(山苧環)
4月からの、草花達の嬉々とした姿、姿---その10。
幾種かの、咲くオダマキ。
---昨年に、いつもの散歩道の道際に、興味深く観たオダマキ。今年もその道際には、幾つかのその草花に出逢う。
その清楚でどことなく寂寥を感じさせる草花、であるが、何かそこに自信を持った自己主張があるようなものを感じるのである。
よく見ると、それらの幾つの草花は、その佇まいや形状が微妙に相違する近縁種同士であることが判ったの収穫であった。
それぞれに、ミヤマオダマキ(深山苧環)、セイヨウオダマキ(西洋苧環)そしてヤマオダマキ(山苧環)だろうか。
・オダマキ<苧環>(キンポウゲ科 オダマキ属) 北半球の温帯に約70種が分布する多年草。 日本では、ミヤマオダマキ(深山苧環)とヤマオダマキ(山苧環)の2種が分布。
一般的に栽培されるオダマキは、大別すると日本原産のミヤマオダマキのグループと、ヨーロッパ原産の西洋オダマキのグループで、両種のオダマキを交配親として数多くの園芸品種が作出され、流通している。
オダマキの主な花期は、4月~6月中旬。
花期になると、上部で分枝した茎の頂部に、花径3~8㎝程度の花を下向きに咲かせる。品種によっては上向きに咲くものもある。
外側の花弁のように見えるのは萼片で、本来の花弁はその内側で筒状になっている部分である。萼片、花弁ともに5枚あり、花弁の基部は距(キョ)となって内側に曲がる。
花色は、青、ピンク、紫、白、赤、黄色、オレンジなどなど。
多くの園芸品種があり、豊富な花色が揃っている。
根出葉は2回3出複葉で、小葉は細かく分かれており、先端の小葉は丸っこい形をしている。
草丈が高く伸びる品種では小型の茎葉が出る。根出葉は株元で茂り、茎はよく分枝して多くの花を咲かせ、草丈10~50㎝程度に成長する。
耐寒性が高く、北海道でも庭植えで冬越し可能。冬に地上部を枯らせて宿根し、春に再び芽吹く。
比較的短命な多年草のため、3~4年ほどで株の更新が必要になるが、こぼれ種でもちょこちょこ増える。
<オダマキの主な品種>
・ミヤマオダマキ(深山苧環)
日本、朝鮮半島北部、樺太に分布するオダマキ。日本では北海道から中部地方以北の地域に分布、亜高山・高山地帯に自生する高山植物。
草丈は10~20㎝程度に成長する。花色は青から青紫。やや暑さに弱い性質。園芸品種では紫やピンク、白花を咲かせるものもある。
・ヤマオダマキ(山苧環)
日本固有種のオダマキで、北海道から九州に分布。 萼片は紫褐色、花弁は黄色~淡緑色で、距の部分が紫褐色になる。草丈30~60㎝程度に成長する。
変種にはオオヤマオダマキがある。ヤマオダマキの距が真っ直ぐに伸びるのに対し、オオヤマオダマキの距は内側に曲がる。
それぞれ萼片が黄色く黄色一色の花を咲かせるものがあり、キバナノオダマキ、キバナオオヤマオダマキと呼ばれる。
・クロバナオダマキ(黒花苧環)
中国、モンゴル、ロシアに分布するオダマキ。
萼片、花弁共に暗紫色をしており、花には香りがある。
草丈15~30㎝程度に成長。
園芸品種のチョコレートソルジャーが流通。
・カナダオダマキ(カナダ苧環)
アメリカ、カナダに分布するオダマキ。
森林や岩の斜面、崖などに自生。
萼片は赤、花弁は黄色で距の部分が赤くなり、雄しべが長く突出。野生種では個体差が大きく、草丈15~90㎝程度のものまである。黄色やピンク色の花を咲かせる園芸品種もある。
・セイヨウオダマキ(西洋苧環)
ヨーロッパから北アフリカに分布するオダマキ。
草丈30~70㎝程度に成長し、多くの場合、萼片、花弁、距共に青~紫色の花を咲かせる。
本種にヨーロッパ原産種や北アメリカ原産の大輪種を掛け合わせ、数多くの品種が作出されている。
園芸上ではこの品種群と、その他の様々な交配種を合わせて「セイヨウオダマキ」と呼んでいる。
花色が非常に豊富で、八重咲き品種なども流通。
(出典・参考; オダマキ ガーデニングの図鑑)