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一筆狼さんのお出かけ先,アオギリの実,八ヶ岳南麓の投稿画像

2020/10/19
青桐の実。中国の表記は梧桐。(長文)
中国原産の落葉高木。樹皮が緑色で、桐の葉に似ているところから命名されたようだが、葉はさほど似てないし、桐の仲間でもない。幹でも光合成を行うので、緑色になっている。このアオギリの幹は白樺、ヒメシャラと合わせて、「三大美幹木」に称せられているほど。

本来は亜熱帯、熱帯で自生している。耐寒性があるため、東北の南部あたりまでの広範な植栽域。広く街路樹や公園などに植えられていて、街路樹だと強剪定されてしまい、実を見ることがほとんどできないようだ。その代わり公園では実が見られる。樹形が平凡なのが、人気薄。写真のアオギリは地元の薬草園で見つけた。標高1000mでもよく育って、逞しい大木。

花は初夏に大形の円錐花序となるが、まだ見ていない。実はどさっと付くので目立つ。実の初めは豆科のサヤのように見え、成長すると皮が5片に裂けて舟形の葉のようになり、その縁に1〜5個の丸い種子がくっついている。舟に乗ったような種子が落ちるとき、くるくるまわり、「種を乗せた空飛ぶボート」と呼ばれていると種苗会社にいた人のサイトにあった。また、この実はカフェインを含むので、戦時中は焙煎してコーヒーの代用にもなったらしい。

アオギリは伝説上の鳳凰の栖(すみか)と言われ、中国では柩に最もふさわしい樹木となっているとか。あの世に鳳凰が連れて行ってくれるのかも。しばらくアオギリの追っかけをやってみようと思う。
2020/10/21
もしかしたら、富士北麓でも見られるのかもしれないですね?
三大美幹木、ちょっと見比べてみたいです👀
2020/10/21
@ひろリン
ちょっと調べたら、山梨には滝戸山(甲府市中畑町)にアオギリ林があり、自然記念物に指定されています。やはり珍しいようですね。
2020/10/21
@一筆狼 さん

ありがとうございます🙇
機会があったら、行ってみます😊
2021/05/24
アオギリ🌳
コメント読んでアオギリ🌳って凄い樹🌳だったんですね😲
子供時代、隣家の庭に樹があって、よく、オママゴトで遊んでました🐈
船皿に草花盛って🌻🌿
懐かしいですね😊
2021/05/24
アオギリでママゴトされていたなんて、貴重な体験ですね。思い出のなかのアオギリは、いつまでも青々とそびえていますよ。

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四季折々の山野草を追い駆けます。 八ヶ岳南麓、標高1000m辺りから発信しています。

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植物