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お出かけ先,シロバナサルスベリ:百日白,白いサルスベリの投稿画像
Kazyanさんのお出かけ先,シロバナサルスベリ:百日白,白いサルスベリの投稿画像
シロバナサルスベリ:百日白
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Kazyan
2020/09/01
【郷土の花華シリーズ:百日紅編】
シロバナサルスベリ:百日白
英名: White-faced crape myrtle
「100 days white」とも訳されています。
今日は9月1日、9月と言うと「秋」聞くまでもなく、昨日8月31日で「夏」の暑さの名残も終わりを告げるかのように「サルスベリ:百日紅」も満満開になって色あせ始める。
そんな感覚の中で、直ぐ近くの散歩道では、インターチェンジの入り口の小さな川の橋のたもとの両脇に、「シロバナサルスベリ:百日白」の花:が2本街路樹として植栽されていて、毎年8月下旬には満満開になり、その美しい姿が見られるので写真撮影して楽しめるのが嬉しい。
毎年、剪定されこんもりと姿形が整えられてはいるが、少しずつ違った花の姿が見られて毎年の撮影が楽しみなのデス⁉︎
今回は、夏の名残りを記念して📷夜間撮影してみました。
白色の「サルスベリ:百日紅」、漢字で書くと「百日紅」では、どうもしっくりこないし、解せないのである。
ネット検索で調べてみたりしたら、下記のようなことが言えるようデス)^o^(
我が家の万葉の藪庭のサルスベリの花は、 白い彩り淡いピンク色だが、近所で見かけたりする中には赤系の紅色をしているのもよく見かけられる。
サルスベリ:百日紅の花は、紅色やピンク色のを総称して、赤色の花という人はいるのだろうが、サルスベリ:百日紅の色が白色だと言う人は殆どいないだろう⁈
ここに投稿している、写真画像の通り、間違いなく白色の「シロバナサルスベリ:百日白」なのにである。
『炎天下の地上花あり百日紅』
高浜虚子が詠んでいる詩歌がある。
即ち、紅色のサルスベリなのだ、
百日紅:サルスベリには「紅」の字が付けられている。
従って、白いサルスベリだから「百日白:シロバナサルスベリ」と言うのだそうだ⁉︎
とってつけたような話だが本当なのデス⁈
「百日紅」&「百日白」のサルスベリの花は、夏に100日間も咲き続けることから“百日”の花名が付いているが、正しくは一度咲いて散った枝先からは再びまた葉が出て花を付けるので、咲き続けているように見えるのだが…そう言われている。
白いサルスベリであるが、漢字で「百日白」である、これでサルスベリでは不自然な気がしたのだが、調べて見れば、呼び名(花名)は、「シロバナサルスベリ」であるそうだ、
そして、赤(百日紅)と白(百日白)のサルスベリは、分類の世界で両者は別物として扱われている。
百日紅がサルスベリだという思い込みて、白い「百日白:シロバナサルスベリ」やピンク色の「百日桃:モモバナサルスベリ」と言うような人物にはまだ会ったこともないが、また、そのような話しも聞いたことがないのだが.…⁈
紅いと思う花の色も注意して見ると、かなり薄めのピンクもあれば濃い紅色もあって決して一様ではない。
しかしピンクでも紅色でもない白一色の花を付けるサルスベリとなると、もはや百日紅と書いては不自然である。
白い花の百日紅では、誰が見ても矛盾がある。
どこの誰かは分からないけれども、「百日白:シロバナサルスベリ」なる表記を考案した智恵者がいる。
とにかくはっきり言えることは、事実サルズベリの花の色は、厳密には紅色系(赤色とピンク色)と白色の3種類あるということデス⁉︎
🌺サルスベリの花言葉❣️
「あなたを信じる」「雄弁」「潔白」
「世話好き」「不用意」などなど。
【一九献上】
「本当か 猿は滑らぬ サルスベリ」
@"Really? The monkey does not slide,
Crape myrtle:Monkey sliding tree."
*詠人:藪中和堂/@訳:Kazyan
Q:サルスベリの木には、猿は滑って登れないのは本当か?
A:本当ではありません。
その理由として、猿の手足には人間と同じような指紋があります。
この指紋があるために滑らなくて、軽々とサルスベリの木も登れるようです。
実際にサルスベリの木や他の材質でもいろいろと実験して検証されています。
どうやら、猿はサルスベリの木から落ちるのではないようで、『上手の猿が手を焼く』サルスベリの木という格言もあります。
【豆知識】
《サルスベリ》
学名:Lagerstroemia indica L.
英名:Crape myrtle(100 days white)
原産地:中国
別名:百日紅(ヒャクジツコウ):猿滑(サルスベリ):怕痒樹(ハクヨウジュ)
☆サルスベリの種類や花の色は?
サルスベリはあまり種類が多い花木ではありません。
何種類か色の違いや樹形の整いやすさなどを改良して、園芸品種として作り出されています。
ピンクや白、濃い紅紫、紫色に染まった花びらの縮れた小さな花がまとまって穂のように咲き、7月〜10月頃の夏から秋まで美しい花姿が楽しめます。
樹木は7m〜10mほどの高さになり、樹皮が白くすべすべとなめらかな手触りをしていることが特徴です。
樹皮は木が成長する際に、古い樹皮は剥がれてしまい、表面がツルツルとした新しい樹皮になります。
猿も滑って落ちてしまうほどツルツルという様子からサルスベリと名付けられたと伝わっています。
サルスベリは幹の肌が滑らかで、サルも滑り落ちるということから、猿滑りの意でつけられた。
しかし、わが国では古くから猿滑りはナツツバキやヒメシャラの名であったから、混同しないように注意したい。
サルスベリは樹高3~6m、径30cmほどの落葉中木で、原産地は中国南部である。
葉は倒卵形で対生し、柄はほとんどない。
夏から秋にかけ、円錐花序をつくり、紅色や淡紫紅色の美しい花を咲かせる。
ヒャクジツコウともいうのは、百日もの間、花が咲いているからである。
サルスベリ属は東南アジアからオーストラリアにかけて分布し、30種あまりある。
サルスベリには白花種があるが、これはシロバナサルスベリと言われる。
花はやや大きく、樹形は立性でよく伸びる。
《大和木草》(1709)にも<白花あり稀なり>とある。
(参考:講談社「園芸大百科事典」)
☆吾亦紅より遙かに早く花を咲かせるが、こちらは草ではなく木である。
吾亦紅はどこまでもワレモコウだが、こちらは和名にするとサルスベリに変じてしまう。
漢名はヒャクジツコウという。
漢名にしては珍しく、薬効などに注目した呼称でないところに特徴がある。
@和名のサルスベリはしかし、百日紅だけに与えられた呼称ではない。
サルスベリとは猿が滑るの意だから、そのまま漢字で記せば猿滑となる。
だがサルでも滑りそうな幹肌のつるつるした樹木は他にもある。
例えば沙羅は幹の表面が百日紅以上に滑らかだ。
手で触ってみると、いかに滑らかでつるつるしているかがよく分かる。
従って沙羅をサルスベリと呼ぶ人がいても何らの不思議もない。
実際、沙羅にはサルスベリという異称もある。
この季節、百日紅は幹の皮が細長く捻れたようになって剥がれ落ちる。
一方、沙羅の幹でも表皮の剥離は起きるが、剥がれる様子がまるで違う。
部分的にめくれ上がったところが剥がれ落ちる小規模な剥離である。
これが箱根姫沙羅となると剥がれるというよりは、すりむけてぼろぼろと落ちるといった感じである。
案外これが樹皮の美しさにおいて沙羅にも百日紅にも負けない、箱根姫沙羅の美しさの秘密かも知れない。
それにしても百日は3ヵ月を超える長き日々を咲いているサルスベリの花たちである。
その分楽しみが長続きして、嬉しい気分で📷撮影が楽しめます❣️
『よく晴れて百日紅の盛り過ぎたり』
*詠人:甲田鐘一路
『*こもらはや百日紅のちる日迄』
(*こもらばや ひゃくじつこうの ちるひまで)
*詠人:各務支考:かがみしこう「癒しの一句抄」より
@ 蛇足ながら冒頭は「*こもらばや」と読む。
これには、「山庵に籠る」という前書きがある。
今年の夏は、百日紅の花の散る秋のはじめまで、この山の中の庵に心静かに籠もっていたいものだという気持ちを、素直に詠んだものである。
現代人も忙しくしているが、江戸の俳人も日常の暮らしや旅に忙しくて、こんなことを思ったのだろうか…⁈
GSの皆さん!
サルスベリの花は、まだまだ楽しめそうですょ。
📷撮影などいかがでしょう⁈
by Kazyan's Green Shot
Artistic 100 days white
2020/August 31//past pm 08:00' 📱shooting
2020/Sep 1//past am 05:10' upload
ひみ
2020/09/01
きゃー!なんてステキ!!😍 ブルーに、とける〜!💖💖💖
いいね
0
返信
鳩ぽっぽ
2020/09/01
賢くな利ました。ありがとうございます😊
いいね
0
返信
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Kazyan
《改訂》2023年2月28日 ♡📱機種;iPhone 14ProMax account;Kazyan’s Green Studio Old:Kazyan’s Green Box➡︎Shot 【OATH】 Protect from global Warming ‼️ 🍀CONSERVATION🌱 “There is Future with great Nature” "Thank heavens our 🌏Mother's Earth, Father's Sun and God's Cosmo...🙏 This beautiful 🌏 must protect the earth ❣️ @「聖なる母の🌏地球、聖なる父の☀️太陽、そして神なる💫宇宙に感謝を込めて.…🙏 この美しい🌏地球を守らなければなりません❣️ 現在において、人類がやらなければならないことは? 国連提唱の「*SDGs:持続可能な開発目標」を筆頭に推進し為し得ることである。 *SDGs:Sustainable Development Goals” これを機会にGSを盛り上げて、おおいに愉しみましょう‼︎ 😁 どうぞご贔屓賜りますようお願い申し上げ候🙏🙇♂️😁 🌸草木や花々を愛でながら自然の恩恵に感謝して、この素晴らしい地球を大切にしましょう SDGs メンバーの一人、Kazyanの切なるお願いでございます🙏🙇♂️😊 ♡自称、下記のような代名詞を掲げています。 ・自然保護観察・環境保全巡視隊員 ・花の香りフェチの稀人;自称:謎の香道師範 ・俺流詩歌・和歌の詠人:自称:筍歌人 ・Essayist:筍歌人:藪中和堂:和堂 ・【医食同源】万葉の藪庭料理人 ・趣味三昧:読書・写真・DIY・映画/絵画観賞・随筆 ・Pen name; Poetaster Kazyan Doe. @ヘボ詩人 自称:名無しの和やん 【本職】 R&D ICT&AI:Technical Consultant Agency Futurist Ms.C//Infotech Science Ph.D., アイコンはSDGsのバッジです。 "SDGs 17"の文字は分かりやすくする為に、書き込んだ加工画像です。 カバー画像は、愛犬:Choco(犬種:papillon:パピヨン//登録名:Choco bound.jp:祖父は「World beauty champion」で父親はその子供で渡来して日本の雄♂のチャンピオン、勿論、母親は元から日本に居た雌♀のチャンピオンで、最初に日本で生まれた世界チャンピオンの初孫で、5匹の雄♂兄弟ばかりの中の1匹デス(╹◡╹) @小生の投稿します写真画像は、殆ど99%がiPhone📱のカメラで撮影したもので、アプリで加工している画像もiPhoneで作成しています。 故に、画質等については【問答無用‼️】でお願い申し上げます⁉︎ 《📱機種》 初代;iPhone8S;2021年2月27日迄 二台目;iPhone12Pro;2023年2月27日迄 三台目;iPhone14Promax;2023年2月28日〜 upgrade致しましたデス⁉︎ GS début: November 22,2019., Copyright (C)Kazyan All rights Reserved.,
場所
お出かけ先
キーワード
白いサルスベリ
サルスベリ♡
Carpe Diem! 和堂
サルスベリの白い花
サルスベリ シリーズ 和堂
サルスベリ:百日紅シリーズ 和堂
百日紅の白い花
一九献上 和堂
郷土の花華シリーズ 和堂
植物
シロバナサルスベリ:百日白
シロバナサルスベリ:百日白
英名: White-faced crape myrtle
「100 days white」とも訳されています。
今日は9月1日、9月と言うと「秋」聞くまでもなく、昨日8月31日で「夏」の暑さの名残も終わりを告げるかのように「サルスベリ:百日紅」も満満開になって色あせ始める。
そんな感覚の中で、直ぐ近くの散歩道では、インターチェンジの入り口の小さな川の橋のたもとの両脇に、「シロバナサルスベリ:百日白」の花:が2本街路樹として植栽されていて、毎年8月下旬には満満開になり、その美しい姿が見られるので写真撮影して楽しめるのが嬉しい。
毎年、剪定されこんもりと姿形が整えられてはいるが、少しずつ違った花の姿が見られて毎年の撮影が楽しみなのデス⁉︎
今回は、夏の名残りを記念して📷夜間撮影してみました。
白色の「サルスベリ:百日紅」、漢字で書くと「百日紅」では、どうもしっくりこないし、解せないのである。
ネット検索で調べてみたりしたら、下記のようなことが言えるようデス)^o^(
我が家の万葉の藪庭のサルスベリの花は、 白い彩り淡いピンク色だが、近所で見かけたりする中には赤系の紅色をしているのもよく見かけられる。
サルスベリ:百日紅の花は、紅色やピンク色のを総称して、赤色の花という人はいるのだろうが、サルスベリ:百日紅の色が白色だと言う人は殆どいないだろう⁈
ここに投稿している、写真画像の通り、間違いなく白色の「シロバナサルスベリ:百日白」なのにである。
『炎天下の地上花あり百日紅』
高浜虚子が詠んでいる詩歌がある。
即ち、紅色のサルスベリなのだ、
百日紅:サルスベリには「紅」の字が付けられている。
従って、白いサルスベリだから「百日白:シロバナサルスベリ」と言うのだそうだ⁉︎
とってつけたような話だが本当なのデス⁈
「百日紅」&「百日白」のサルスベリの花は、夏に100日間も咲き続けることから“百日”の花名が付いているが、正しくは一度咲いて散った枝先からは再びまた葉が出て花を付けるので、咲き続けているように見えるのだが…そう言われている。
白いサルスベリであるが、漢字で「百日白」である、これでサルスベリでは不自然な気がしたのだが、調べて見れば、呼び名(花名)は、「シロバナサルスベリ」であるそうだ、
そして、赤(百日紅)と白(百日白)のサルスベリは、分類の世界で両者は別物として扱われている。
百日紅がサルスベリだという思い込みて、白い「百日白:シロバナサルスベリ」やピンク色の「百日桃:モモバナサルスベリ」と言うような人物にはまだ会ったこともないが、また、そのような話しも聞いたことがないのだが.…⁈
紅いと思う花の色も注意して見ると、かなり薄めのピンクもあれば濃い紅色もあって決して一様ではない。
しかしピンクでも紅色でもない白一色の花を付けるサルスベリとなると、もはや百日紅と書いては不自然である。
白い花の百日紅では、誰が見ても矛盾がある。
どこの誰かは分からないけれども、「百日白:シロバナサルスベリ」なる表記を考案した智恵者がいる。
とにかくはっきり言えることは、事実サルズベリの花の色は、厳密には紅色系(赤色とピンク色)と白色の3種類あるということデス⁉︎
🌺サルスベリの花言葉❣️
「あなたを信じる」「雄弁」「潔白」
「世話好き」「不用意」などなど。
【一九献上】
「本当か 猿は滑らぬ サルスベリ」
@"Really? The monkey does not slide,
Crape myrtle:Monkey sliding tree."
*詠人:藪中和堂/@訳:Kazyan
Q:サルスベリの木には、猿は滑って登れないのは本当か?
A:本当ではありません。
その理由として、猿の手足には人間と同じような指紋があります。
この指紋があるために滑らなくて、軽々とサルスベリの木も登れるようです。
実際にサルスベリの木や他の材質でもいろいろと実験して検証されています。
どうやら、猿はサルスベリの木から落ちるのではないようで、『上手の猿が手を焼く』サルスベリの木という格言もあります。
【豆知識】
《サルスベリ》
学名:Lagerstroemia indica L.
英名:Crape myrtle(100 days white)
原産地:中国
別名:百日紅(ヒャクジツコウ):猿滑(サルスベリ):怕痒樹(ハクヨウジュ)
☆サルスベリの種類や花の色は?
サルスベリはあまり種類が多い花木ではありません。
何種類か色の違いや樹形の整いやすさなどを改良して、園芸品種として作り出されています。
ピンクや白、濃い紅紫、紫色に染まった花びらの縮れた小さな花がまとまって穂のように咲き、7月〜10月頃の夏から秋まで美しい花姿が楽しめます。
樹木は7m〜10mほどの高さになり、樹皮が白くすべすべとなめらかな手触りをしていることが特徴です。
樹皮は木が成長する際に、古い樹皮は剥がれてしまい、表面がツルツルとした新しい樹皮になります。
猿も滑って落ちてしまうほどツルツルという様子からサルスベリと名付けられたと伝わっています。
サルスベリは幹の肌が滑らかで、サルも滑り落ちるということから、猿滑りの意でつけられた。
しかし、わが国では古くから猿滑りはナツツバキやヒメシャラの名であったから、混同しないように注意したい。
サルスベリは樹高3~6m、径30cmほどの落葉中木で、原産地は中国南部である。
葉は倒卵形で対生し、柄はほとんどない。
夏から秋にかけ、円錐花序をつくり、紅色や淡紫紅色の美しい花を咲かせる。
ヒャクジツコウともいうのは、百日もの間、花が咲いているからである。
サルスベリ属は東南アジアからオーストラリアにかけて分布し、30種あまりある。
サルスベリには白花種があるが、これはシロバナサルスベリと言われる。
花はやや大きく、樹形は立性でよく伸びる。
《大和木草》(1709)にも<白花あり稀なり>とある。
(参考:講談社「園芸大百科事典」)
☆吾亦紅より遙かに早く花を咲かせるが、こちらは草ではなく木である。
吾亦紅はどこまでもワレモコウだが、こちらは和名にするとサルスベリに変じてしまう。
漢名はヒャクジツコウという。
漢名にしては珍しく、薬効などに注目した呼称でないところに特徴がある。
@和名のサルスベリはしかし、百日紅だけに与えられた呼称ではない。
サルスベリとは猿が滑るの意だから、そのまま漢字で記せば猿滑となる。
だがサルでも滑りそうな幹肌のつるつるした樹木は他にもある。
例えば沙羅は幹の表面が百日紅以上に滑らかだ。
手で触ってみると、いかに滑らかでつるつるしているかがよく分かる。
従って沙羅をサルスベリと呼ぶ人がいても何らの不思議もない。
実際、沙羅にはサルスベリという異称もある。
この季節、百日紅は幹の皮が細長く捻れたようになって剥がれ落ちる。
一方、沙羅の幹でも表皮の剥離は起きるが、剥がれる様子がまるで違う。
部分的にめくれ上がったところが剥がれ落ちる小規模な剥離である。
これが箱根姫沙羅となると剥がれるというよりは、すりむけてぼろぼろと落ちるといった感じである。
案外これが樹皮の美しさにおいて沙羅にも百日紅にも負けない、箱根姫沙羅の美しさの秘密かも知れない。
それにしても百日は3ヵ月を超える長き日々を咲いているサルスベリの花たちである。
その分楽しみが長続きして、嬉しい気分で📷撮影が楽しめます❣️
『よく晴れて百日紅の盛り過ぎたり』
*詠人:甲田鐘一路
『*こもらはや百日紅のちる日迄』
(*こもらばや ひゃくじつこうの ちるひまで)
*詠人:各務支考:かがみしこう「癒しの一句抄」より
@ 蛇足ながら冒頭は「*こもらばや」と読む。
これには、「山庵に籠る」という前書きがある。
今年の夏は、百日紅の花の散る秋のはじめまで、この山の中の庵に心静かに籠もっていたいものだという気持ちを、素直に詠んだものである。
現代人も忙しくしているが、江戸の俳人も日常の暮らしや旅に忙しくて、こんなことを思ったのだろうか…⁈
GSの皆さん!
サルスベリの花は、まだまだ楽しめそうですょ。
📷撮影などいかがでしょう⁈
by Kazyan's Green Shot
Artistic 100 days white
2020/August 31//past pm 08:00' 📱shooting
2020/Sep 1//past am 05:10' upload