イチビ (伊知比) 🌼✨

別名(桐麻 キリアサ)(クサギリ)
中国名(莔麻 ボウマ)

道端シリーズ🌱です

昨日upのヒマワリ畑の、ミニヒマワリみたいな子のそばに咲いてました

葉っぱ🌱がハート型で、花も少なかったので、
一瞬これもミニヒマワリで、花が終った株かなと思ってしまいました💧

ただ、種？実が珍しくて目を引きました(下の段 中央と右pic)


でも……う～ん……
正直、この子は、あんまりそそられる話が出てこない子でした😅


繊維を採るために中国から入ってきて栽培されてて、
平安の昔、衛門府の役人や貴族の護衛(随身)の、脛当て「莔麻脛巾(いちびはばき)の材料にもなってたらしいのが、名前にも残ってる

……とか見て、和歌とか逸話とかあるかと思えば出てこないし💧


それどころか、その頃の繊維の材料だったイチビと、
今ちょっと厄介な雑草となってるイチビとは、
なんか違う❔っぽい……？


🏵️🌱 昔のイチビ
・ 果実(種)は黒くならない
・ 分枝が少ない

ということで、pic を見ると、実は黒くなってるし、枝分かれも多い

どうやら、こういう特徴が出てくるイチビは、
昔からあり、山野で野生化したイチビとはまた違って、

南北アメリカ大陸方面から輸入飼料に混じって入ってきたっぽいですネ😓

💡 ちなみに、
遺伝子マーカーテストでも、この２つの系統は かなり違うらしい

じゃあ、よくありがちな、
「アメリカ◯◯」とか「セイヨウ◯◯」とか、「イヌ◯◯」とか、
別の名前付ければいいのにと思いました ◯


この現在の厄介なイチビ、

・これが混ざったエサ食べた牛🐮の牛乳は臭くなる
・繊維が強すぎて、ハーベスターに詰まって機械が壊れる
・飼料のコーン畑に入り込むと、繁殖しまくって、コーンが押されて負けてしまう

とかのトラブル多発、本当に厄介らしいです🌱


何より厄介なのは、その特徴的な実の中の「種」だそうで……

⚠️「シードバンク」‼️
と呼ばれ、20年は発芽の可能性を秘めたままでいるらしく、
強い繁殖力の一因でもありますね、絶対💧


これの生えてたヒマワリ畑、大丈夫か？
と思いましたが、

コスモス畑の方もですが、時々、炎天下の中、作業員さんらしき人が、畑の中のほうで作業してらっしゃいます
除草とかしてくださってるんでしょうね

ご苦労様です🙇💦


ちなみに、イチビでネット検索すると、
アブチロン (ウキツリボク)🌼 の赤い花が出てきたりします
あれも
「アオイ科」「アブチロン属(和名 イチビ属)」で、
イチビの仲間のようですが、

見た目全く違いますね～👀
ランプみたいでカワイイ💓