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一筆狼さんのお出かけ先,フシグロセンノウ,にわの投稿画像

2020/07/31
節黒仙翁。(少し長文)
庭に生えているフシグロセンノウが咲き始めた。梅雨も明けないうちに、秋が来た。

園芸種系の人は「育てる」ことが楽しみのようで、いわばペットを慈しむような気持ちだろうと推測する。庭や室内が主たるテリトリーである。

対して、山野草系の人は「出逢い」を求めることが楽しみで、一期一会を大切にするように思う。里山や山野がテリトリーになる。どこかに出掛けることが前提である。

子供の頃はサボテンを育てていた多肉人種だったが、山に登り始めて、そこに広がる背景とあいまって見る山野草に転向した。どういう心境からそうなったかは自分でも不可解。

フシグロセンノウは、林内に生えているれっきとした山野草なのに、めずらしく園芸種のような朱赤色の花をつける。山中から移植しても手塩に掛けることもなく、ほったらかし。それでも決まった季節にひょっこり仙女のように咲く。すると、園芸種系の人のように慈しむ気持ちが芽生える。
同時に、檻に入れた野生動物の悲哀をこの山野草にも感じる。やっぱり大自然に戻そうかと、無邪気に咲いた花に山野草系の心が痛む。
2020/08/01
もう咲きましたか⁈😳
いつものところに会いに行かねば😄🎶
2020/08/01
標高がここより100m高いところはまだ咲いていません。そろそろです。
2020/08/01
@一筆狼 さん
楽しみです😊
2020/08/19
こんにちは〜☺️
今日ちょうどフシグロセンノウをupして、あらためて、コメント読ませて頂き何度も頷きました😅
わたしは、山川に囲まれた田舎で生まれて育ったので、ずっと野山の植物には愛着がありますが、やはり自然の中の姿が一番かなとは思っています😊しかし、近くでじっくりみたい欲望に負けて時々失礼してきちゃいます🤣🙇‍♀️今回は保護としておきます🤣
2020/08/19
心のなかに山河を持っている人は、何物にも代えがたい記憶の資産家ですよ。
最近、頭のなかに季節ごとの山野草の地図ができていて、そろそろあそこに行ってみようと足を動かしてくれます。

フシグロセンノウも庭になければ、必ず武田信玄の棒道に行っていたと思います。庭にあると、つい楽をして、本当の自生地に行かずじまいでした。
そこに行くということは花だけ見るのではなく、そこの冷涼な空気を吸い、森に差し込む光を眺め、花に注ぐまなざしのやさしさを確かめることもできます。
庭にないことの幸せは、もっと広大無辺で、いつか会える歓びと想像力を授けてもらえるのではないでしょうか。

フシグロセンノウの最後の蕾に、許してもらえる日は来るのだろうかと、思いつつ。
2020/08/19
やはり、足を運んで逢いに行くというのがいちばんかなと思いますね😊
フシグロセンノウのご縁でお話を聞かせて頂き嬉しかったです☺️
お庭のフシグロセンノウもきっと優しい眼差しで周りの植物たちをみつめながら、気持ち良く風にふかれてるのではないでしょうか😌
2020/11/17
@一筆狼 さん、頭の中の山野草の地図、いいですね。うらやましい。

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四季折々の山野草を追い駆けます。 八ヶ岳南麓、標高1000m辺りから発信しています。

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植物