昨日、作成した作品「緑の中の二人」は、書斎の座椅子のすぐそばに置きました。

妻と私が、緑の中で幸せを感じている気持ちを表現しました。　

妻は、付き合い始めてこれまでペアルックが嫌いで、新婚旅行以外は色を合わせて着ることがほとんどありませんでした。

それが最近になって、自分から色を合わせようと言うようになりました。還暦のお祝いで、娘がオレンジの夏服を送ってきました。それを着て還暦の写真を撮ることになりました。私はホワイトジーンズに赤地に白文様の小花柄のシャツを着る予定でした。

しかし、それを決めて数日経って、お父さん、オレンジのシャツを持っているのだから、オレンジのシャツを着て、と言うので驚きました。それで私は同意しました。

つい最近も、私がベージュのコットンパンツに焦茶のオープンシャツを着ていると、お出かけするときに、色を合わせて出てきました。これにも驚かされました。

この投稿写真の作品は、花は妻の好きなピンクと私が好きな赤のインパチェンスを選ぶ予定でしたが、突如、気が変わって、ペアルックとして、赤の同じ花にしたのです。ワイヤープランツは、5本あって、「天空のバラの五線譜」をイメージしました。インパチェンスは妻の好きな花です。ヘデラも妻が大好きな観葉植物です。

今の幸せな気持ちを額にしたのです。

さて、今日は大変な一日でもありました。
心の整理のため、書き綴ります。

今日は2週間前に続き、総合病院の整形外科で義父の坐骨骨折の治癒状況をチェックするため、朝9時半に義父が入院している病院へ行き、待ち合わせて、病院の用意する車に乗って、近くにある総合病院へ行きました。義父とは、2時間半近くも一緒にいることになりました。

とても苦痛でした。妻を、息子を、義母を破壊した人ですから。

2週間前のとき、車椅子に乗っている姿があまりにも可愛そうだと同情してしまい、つい話しかけたことで、義父は許されたと勘違いをして、ドンドンと話しかけ色々なことを要求してきました。

そのことがあって、今日も、色々なことを馴れ馴れしく、図々しくも要求してくると予測していましたので、返答する内容をこの二週間、ずっと考えていました。

難聴で耳も聞こえなくなっているので、大声で待合室で話すことができないので、色々なことを考えた結果、無料のメモアプリで会話をすることにしていました。

案の定、利己優先の要求をしてきました。どう答えるかすでに考えていたので、そのとおりにメモアプリに書き込み、意思疎通を図りました。

要するに、自分(義父)の妻を入院させて、自分を退院させて、自分の面倒を見てくれ、と言うのです。病院のご飯はまずい、自由がきかない、家でゆっくりしてうまいものが食べたい、と言うのです。断酒して3年3ヶ月になりますが、酒が飲みたくて仕方がないのでしょう。

私は、妻(義父の娘)の病気の状況や、息子が義父のせいで大変なことになっていることをメモアプリに書き込み見せました。他にもいろんな用意していたことを書き込みました。

それでも、義父は妻(義父の娘)を説得して、自分を家に帰らせろと言うのです。

義父は、勘違いして、坐骨骨折がもう治ったと思っているようでした。それで、担当医から聞いたことをそのまま書き綴り、まだ完治まで一年以上はかかると書き綴りました。したがって、家では介護できないと書き綴りました。

妻は、料理や掃除ができないくらい心が弱っているのです。そこへ帰ってこられても、私達が再度、出ていくだけになってしまうだけのことです。それは、不可能なことなので、入院を続けるしかないのです。

想定していましたが、自分の妻を追い出して、自分がこの家に帰ろうとする気持ちにひどい嫌悪を感じました。

看護師さんに、義父はあまり眠れないと言っていますが、睡眠導入剤を飲んでいるので、よく寝ているのでは？と聞くと、本当によく眠っておられますよ、と返答がありました。食事は、現在、誤嚥が発生しそうなときがあったので、特別食を出していますとの説明でした。

そして、看護師さんが、この度の通院を最後にしてもらうことを、総合病院の担当医師に伝えようと思います、理由は、通院すると、帰院後2週間は、新型コロナウイルス感染症の関係で2週間の隔離措置を取らないといけなくなるので、2週間おきに通院していたら、リハビリができないとのことでした。それで私は了承し、看護師さんが担当医師に入院先の医師の考えを伝えると、そんな事情があるのであれば、痛みが発生したときに来てくださいとのことでした。私もそれに承服しますと整形外科医に伝えました。

難聴の義父は、このことが全く理解できず、治癒したと勘違いしたようです。CT検査とレントゲンの撮影結果を見せてもらいましたが、股関節の上の骨が３方向に割れているのです。その上を新しい骨が出てきて覆いかぶさっているのですが、すべての３方向の上に覆いかぶさるには、リハビリをしっかりやった上で、最低１年はかかるでしょう、との診断でした。

そのことを端的にメモアプリに書き込み、義父に見せましたが、それでもなんとか自分を家に連れて帰ってくれと言いましたが、骨折が治らない限り、家では介護できないと、はっきりと書き綴りました。

昼ご飯を食べずに待っていた妻に、今日、義父と話し合った事を話すと、妻も想定していたみたいですが、呆れ果てていました。

それでランチ後に、気分が悪いので、花屋さんに連れて行ってほしいというので、行ってきました。ハンカチの木(コンロンカ)、ペチュニアなどの花苗と、梅干し用の赤紫蘇を10束くらいを買って帰りました。

ひと休みして、赤紫蘇を二人で摘み取り、私が赤穂の塩で揉んでアクを取り除き、梅酢をかけて、再びプラスチック樽に梅と赤紫蘇を戻しました。梅雨明けして、3日以上、晴天が続きそうな日に、樽から出して梅と赤紫蘇を干します。

利己的な人間になった人は、どんなに歯の浮くような言葉を並べても、悪い人間性はあぶり出されます。よく観察しているとよくわかります。

我が子供が、あっちの岸からこっちの岸に泳いで戻ってきてくれることを待っています。妻も同じ気持ちです。いえ、私の気持ちよりも、もっと強く願っていると思います。

投稿写真の右側にあるオブジェは、若い頃の妻に似ていると思っています。