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バルボフィラム原種の一覧

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阿南田零
昨年咲いた中で一番お気に入りがアナンダレイなら、一番面白かったのがこれですね。昨年10月8日頃と10月23日頃の2度咲いてます。 Bulbophyllum. sp.で買って、3年くらいで開花に至ったので、うちの環境が合ったのか、強健なのかうちに来たバルボとしては極めて順調ですね。しかもバルブ4つで花芽が3つ、それぞれの花芽に2輪ずつ咲くという花付きの良さ。 咲き始めはバルボ類に有りがちな腐敗臭というか魚介臭(具体的には湿気た煮干しやスルメのような臭い)だったのが、日が経つにつれ、フルーツ香が混じり始め、最終的にはロウバイの花と桃を合わせた様な香りになって終わるという変化が有りました。一体誰が花粉媒介してるんでしょうか? ちなみにこの株はボルネオ/カリマンタン島産だということだったので、このバルボの正体は Bulbophyllum artvogelii バルボフィラム アートヴォゲリー(アルトウォゲリー?、アルトフォゲリー?)のようです。2015年に記載されたばかりの新しい種です。 ちなみにマレー半島産だったら Bulbophyllum variabile バルボフィラム ヴァリアビレと判定してたでしょう。恐らくこの2種は同種で、最終的にはアートヴォゲリーはヴァリアブレのシノニムになるんじゃないかと思います。
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阿南田零
先日ボストしたアナンダレイの昨年の5回の開花記録です。3鉢が代わる代わる咲いたのですが、左上から順に 1. 7月22日 鉢No.1 一昨年咲いた鉢と同じ鉢です。ストライプがなく花全体に小さな赤いドットが散りばめられています。花茎は長く下垂します。 2. 8月14日 鉢No. 2 花茎が長く下垂するところはNo.1と似ていますが、ストライプがあります。リップ以外は赤い色素がほぼなく、ストライプも色味が抜けている感じです。 3. 9月18日 鉢No. 3 先日ボストしたのと同じ株ですが1回目は9月に咲きました。ドット、ストライプ共にあり、赤い色素が鮮やかです。花茎が太短くあまり下垂しません。 4. 10月14日 鉢No.1の2回目の開花です。1回目、一昨年と同じタイプの花が咲きました。 5. 11月1日 先日ボストした鉢No. 3の咲き始め頃です。9月18日と同じく、花茎が太短く、赤いドットとストライプの明瞭な花です。 それぞれの鉢内では同じ様な花が咲くので、開花毎に特徴の違う花が咲くわけでは無さそうです。とすると株分けする前から複数個体が一鉢に入っていたということになりそうです。 元は小さなバルブ6~7つの小苗だったんですが、その中に少なくとも3個体もひとまとめになっているってどんな状況でしょう?無菌播種実生苗だったのか、業者さんなどが植替えた際に出た千切れバルブ、くずバルブの寄せ集め苗だったのか? どちらにしても福袋的でお得な気がしてるのは変でしょうか😅
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阿南田零
冬場のラックに押し込められた時期に咲くので(しかも花芽が細くて、それとは気づかず気根と見間違えてたりして)、いつの間にか咲いてて花が終わってたりするかわいそうな子。 昨年は夏の管理が不十分だったせいで花芽は多分これひとつ。しかもちっちゃい!でも、タイミングよく咲き始めに気がついてお披露目となりました。 バルボフィラム マキシラレ Bulbophyllum maxillare フィリピン、ボルネオ/カリマンタン、マレー半島~オーストラリアの熱帯アジアに広く分布する。 ずっとバルボフィラム ブルメイで覚えていて、つい最近までその名で呼んでたし、一般的にもブルメイという名が浸透してるかと思いますが、最近上記の名前に変わってたみたいですね。 なんでも、ブルメイという名は命名の際に不手際というか、ルール違反があったらしく、学名としては失格名ということらしいです。 寒さにあまり強くなく、この個体はうちでは2代目ですが、初代は一晩で真っ黒になって枯れました。 広域分布種で地域変異もある種なので、ある程度の寒さに強い系統もあるのかもしれませんが、あの枯れ方がトラウマになって、かなり過保護に育ててます。そのせいか、株だけはどんどん大きくなります。元々夏場の生育は旺盛な種ですね。
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阿南田零
10年は経ってないと思うけど、そこそこ昔に、小さなバルブ2~3個の小苗を買いまして、ほぼ1年に1バルブしか出ないし、数年おきに1バルブ枯れるので、中々大きくならず、花も付かなかったバルボフィラム ヴァギナタム(Bulbophyllum vaginatum)。 昨シーズンやっと蕾が上がり、花が拝めると思ったら、咲く寸前でしけてしまった。 今シーズンも昨年11月の頭に花芽がついたけど、その後、今年の1月末まで全く動きがなかったので、今回もダメかとすっかり諦めていたら、気がつかないうちに花茎が延びていて、あれよあれよという間に咲いちゃいました。 って、これってヴァギナタムじゃなくてメデューサエじゃないですか❗ちゃんとBulb. vaginatumってラベルもついてる苗だったのに‼️ てな訳で、長年ヴァギナタムだと思って育てて来た蘭はバルボフィラム メデューサエでした。 バルボフィラム メデューサエ Bulbophyllum medusae マレー半島、タイ、ボルネオ島、小スンダ列島、スマトラ島に分布、海抜約0~400mの熱帯雨林に自生する。  ちなみに、じゃあ、ヴァギナタムは見れなかったかと云うと実は見れてまして。 というのも、これまた手持ちの株のうちバルボフィラム シウラム(Bulbophyllum thiurum)というラベルのついた株が、昨夏知らないうちに咲いてまして、その花がシウラムではなくヴァギナタムだったという、ヴァギナタムの開花を期待してたらメデューサエだったのと逆で、ヴァギナタムだと思いもしてなかったら、ヴァギナタムに出会ってしまったという落ちでした。 そのヴァギナタムの花はまた別の機会に。
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