カタクリが咲き始めました。 小さくて可愛らしいですが、海外のカタクリ、トルムネンセ位の大きさで咲いてくれるとインパクトがあるんですがね。 日本のカタクリも産地によって大きさに違いがあるようですが、今度特に大型のカタクリをいくつか購入してみようかな。

Claytonia virginica クレイトニアと言う日本では聞き慣れない植物ですが、欧米ではスプリングエフェメラルとして有名です。 スベリヒユ科ながら土中湿度を好みます。 仲間のクレイトニア・シビリカは 湿地ではかなり繁茂するようですが、本種は小さな植物で一株だけではパッとしないですから、群生させると存在感が出ます。

Heliophila coronopifolia(H.longifolia) ヘリオフォラ。 南アフリカに分布する物凄く綺麗な植物です。 南アフリカ原産の草花は原色系の鮮やかな花が多いため、原種のまま品種改良する必要が無いのです。これもその一つです。 これがアブラナ科だなんて、信じられなくないですか？

ヘスペランサ・バックマニィ 南アフリカ原産のアヤメ科の植物です。 素敵な芳香のある花を咲かせます。

翁草 オキナグサ科 オキナグサ属 花期　4〜５月 日本固有種 分布域　本州　四国　九州

フデリンドウ 最近暇を見つけては、うちの墓地に樹木や山野草を植えているのですが、植え穴を掘ろうとスコップを挿した時に足元を見るとフデリンドウが自生していた事に気付きました。 当地では非常に貴重なので、その近辺は手を付けない事にしました。 私の住んでいる山間部では植林ばかりで雑木山が殆ど無い事や開発などにより元々の自生地は壊滅的と考えられます。 幸いな事にあまりに小さく、人に採取される事も非常に少ないと思われますが、発見するのも困難なので、現状がつかめません。 生育環境的に以外と山間部より平野部で見かける雑木林に自生してたりするのかな？

木五倍子 キブシ科 キブシ属 雌雄異株　雄株　雄花 花期　3〜５月 日本固有種 分布域　北海道(西南部) 本州　四国　九州　小笠原 名前は果実を染料の五倍子(ふし)の代用として使ったことによる

姫榊 モッコク科 ヒサカキ属 花期　3〜４月 分布域　本州　四国　九州　沖縄 雄花 匂いは何の匂いかわからないくらいの匂いです。少なくともハマヒサカキのガスの匂いほどは感じませんでした。

Fritillaria verticillata(アミガサユリ) 中国原産のバイモユリです。バイモ類は性質が弱かったり、海外の種類は日本の環境に合わないものが多いですが、このアミガサユリはとても強健です。

キクザキイチゲ 事務所の庭のキクザキイチゲの一番花。 今年はいくつ花が咲くでしょうか。 大分増殖してきました。

ビロード苺の花 バラ科 イチゴ属 分布　静岡以西の本州　四国　九州 花期　4〜５月 和名は葉にビロードのように細かい毛が生えていることから。 苺は美味しいらしいがまだお目にかかったことがない

ナルキサス・ロミエウクシィー(ロミューウィー) 咲き始めました。 こちらは野生の種子からの実生です。 2月に載せた園芸種の方のロミエウクシィー‘ジュリアジェーン’は花期が10日間位早く花はシワが少なく全開に咲きます。 今回載せたものはジュリアジェーンと比べると8割位の開き方で、シワが目立ちます。

土佐水木 マンサク科 トサミズキ属 土佐(高知県)の山地に自生する。 蕊の葯の赤が黄色の花弁の中から覗いて美しい。 青空でかんざしのように揺れています。

キバナノアマナとシラー・シベリカ やっとキバナノアマナが咲き始めました。可愛らしくも丈夫な植物です。

オオバマンリョウ(オオミマンリョウ) 園芸品種のオオミマンリョウではなく、原種です。 こちらの大きな特徴はマンリョウより温暖な気候を好み、樹高が2mを超える事です。 非常に珍しい白実タイプも入手しました✨

シクラメン・コウム こちらも武蔵丘陵森林公園にて撮影 広葉樹の葉ではなく、より霜よけ効果の高い松葉が使われています。 こぼれ種であちこちに新しい株が出来てました。 うちのもこれ位繁殖してくれると良いな。

アテツマンサク？ 先日行った武蔵丘陵森林公園にて撮影 萼が赤いですが、そのような個体も多いのだとか。せっかくの標本なのだから特徴の強く出る個体が見たかったです。

ややこしい名前その② これらの学名に共通しているのは アンサスanthus(ギリシャ語ではアントスanthos)は翻訳すると「花」という意味になります。 例えばアガパンサスAgapanthusは、ギリシャ語で愛を意味する「agape」と花を意味する「anthos」が語源のようです。 日本でいうところの、名前に○○草と付くのと同じですね。しかし馴染みのない言語では○○アンサスという名前がややこしく感じます。 ○○アンサスの付く属名を並べてみました。 クリアンサス クリダンサス クリプタンサス キルタンサス ハブランサス ゼフィランサス フィランサス チェイランサス メリアンサス ヘリアンサス スピランサス ピランサス ペディランサス カザランサス(ビンカ) ディンテランサス シュレヒテランサス スクレクテランサス プレクトランサス ランプランサス セントランサス スクレランサス シザンサス ガランサス アカンサス アガパンサス ダイアンサス ドリアンサス ミクランサス アマランサス 等 覚え辛いですね。 で、今回投稿にあたって、私のフォローしているおとみさんが過去に投稿していたハイブリッドゼフィランサスの球根。が販売されていたのでオレンジカウンティーとプライドオブシンガポールを購入しました。一般に出回っているゼフィランサスより性質が弱いのかな？

マンサクと山野草 昨日マンサクと山野草を仕入れてきました。お客様用ではなく自分用です。 そして本日事務所に地植えしてきました。 事務所の庭では大量のシラーシベリカとフクジュソウの存在感が出てきて、イチゲ類も芽を出し始めました。 その隙間に山野草を詰め込むように植えてきました。どれも成育が穏やかな植物ばかりなので、詰め込んで植えても、お互いを攻撃しあうことなく、すくすくと成長してくれます。 しっかり計算して植え付けてますよ☺ 山野草の写真を撮影するのを忘れてました。本日地植えしたのはニホンサクラソウ16品種セット、西洋オキナグサ8ポット、メレンデラ･フィリフォリア、メレンデラ･モンタナ、ハマシャジン、ノアヤメ、ハゴロモキンポウゲ、イワナデシコです。次回は墓場に山野草類を植えつける予定です。

シラー・シビリカ 一昨年、自宅と実家に1500球植え付けました。今年もちらほら芽が出てきて、一番花が咲きました。それぞれの個体で発芽開花時期がかなり違います。

シクラメン・コウム 去年10株植えつけたのですが、まだ株にボリュームがありません。しばらく培養に努めます

キツネノカミソリ 植えた覚えが無い場所からキツネノカミソリが出てきました。自宅には敷地の周りにヒガンバナが植えられているのですが、近々キツネノカミソリを平列して植えつけようと思います。 更にコヒガンバナも植えつける為に鱗片挿しと種蒔きで増殖中です。

⬅️虹の玉 ベンケイソウ科 マンネングサ属 交雑種で親は玉葉と乙女心の可能性が高いと言われている。 ↗️乳葉弁慶 ベンケイソウ科 ムラサキベンケイソウ属 花期　9〜10月 日本固有種 分布域　本州の東北地方、中部地方の多雪地帯 ⬇️逆さ万年草 名前の由来は成熟した時に葉が下向きにつくことによる

白松(ハクショウ) 武蔵丘陵森林公園にて撮影。 世界中の多くの松と違い、樹皮が非常に滑らかです。 若い頃は緑が目立つ迷彩柄でカリンの樹皮に似てます。 古木になると白一色に変わるらしいです。 ネット検索で渋谷区立白根記念郷土博物館に植えられている白松の樹皮の画像を見ましたが綺麗な白い幹で シラカバのようでした。