スズランに似た、鐘形の白い房状の花を咲かせる「イチゴノキ」で、おはようございます🍃🔔🍃 新しく開拓したお散歩コースに、木漏れ日を燦々と受けながら、沢山咲いていました🚶‍♀️❣️ "イチゴノキ"は、地中海沿岸地域やアイルランド、トルコ、レバノンを含むヨーロッパ南東部など、温暖な地域に広く自生するツツジ科の常緑高木🇮🇪🇹🇷🇱🇧 和名に「イチゴ」を含みますが、一般的に食されるバラ科の苺とは全く異なる植物🍓💦 ツツジ科の植物の多くは本来、養分吸収に必要な仕組み（…例えば菌根菌との共生）の為に酸性土壌を好むのが常ですが、イチゴノキは、ツツジ科の植物としては珍しく、酸性土壌だけでなく、石灰質土壌のアルカリ性でも生育できる性質を持っていることを知りました💡 その理由が気になって調べてみると、原産地の生育地は、石灰岩や砂岩が多く含まれるアルカリ性〜中性の土壌が広く分布していて、そうした地域の丘陵地や低木林などで長い間自生してきた歴史があることから、その環境の土壌に耐性を持つように進化してきたのだとか。 環境に適応しながら自らを進化させてゆくのは、植物も人間も同じですね🌏🌱✨ ー花言葉は、「節約」、「後が楽しみ」…他。

コロンとした丸みのある花形が愛らしい薔薇・「アルヌワブラン」で、おはようございます🩷🤍💚✨🌹✨💚🤍🩷 淡いグリーンの花弁が、中心に向かうほどに白さを増してゆき、先端だけほんのりピンクに染る、パステル画のような優しいグラデーションも素敵で、気に入っています🥰🙏🌹💞 "アルヌワブラン"は、新品種のバラ開発を行う広島県のバラ種苗会社・」今井ナーセリー」作出の日本のバラ🇯🇵 https://www.hanagoto.daiichi-engei.jp/syunka/383.html 花の開く速度がとてもゆっくりで、花持ちが非常に良いのも魅力ですが、樹勢も大変強い品種のようですね❣️ …この薔薇を作出された今井清さんという方について改めて知りたくなり、お調べてみましたが何故か会社のHPは拝見できず…💻💦 代わりに、SNSのnoteにされていた、今井さんと薔薇にまつわる記事を見つけたので、GSにも紹介させて頂くことにしました📲 https://note.com/hiro_iwasawa/n/n284aa51b3867 ー花言葉は、「唯一無二」、「愛らしさ」…他。

特異なスパイダー咲きと火花のような鮮やかな色彩の花弁がモダンで華やかな印象を与えていた、エントランス装花の洋菊・「チスパ（Chispa）」で、おはようございます🎇🌼🤗🌼🎇 "チスパ"は、近年人気が高まっているマムの一種で、中心部はブロンズに近い濃いオレンジ色で、外側に向かうにつれ徐々に黄色へと変化する美しいグラデーションは季節によって変化し、低温期の冬にはより赤みが強くなる特徴があります❣️ また、花材の自由なスタイルを可能にするポテンシャルの高さも花を生ける人のインスピレーションを刺激し、新しいフラワーデザインの世界を拡大しつつあるように感じます🌏💞🌼 …因みに、チスパを品種改良して世に送り出したのが、オランダに本社を置く世界最大級の菊の種苗会社"Deliflor Chrysanten B.V.（デリフロール・クリサンテン）"🇳🇱 https://deliflor.nl/assortiment そして、日本国内の販売特許を担っているのが、静岡県浜松市にある"デリフロールジャパン（株）"です🇯🇵 https://www.deliflor.co.jp/ ー花言葉は、「高貴」、「閃き」…他。

枯葉舞う季節にも咲いていた、ブルーの「瑠璃茉莉（ルリマツリ）」で、おはようございます✨🍂💠☺️💠🍂✨ 連休最終日のポカポカ小春日和に、歓び返り咲きしたのでしょうか⁉️ 夏の盛りには、爽やかな清涼感を届けてくれていましたが、初冬に近づく晩秋期にも見られるなんて…ちょっとビックリ🤭💓☀️🍂✨ "瑠璃茉莉"は、南アフリカを原産のイソマツ科の半蔓性低木🇿🇦 生育が旺盛なため、庭植えや鉢植え等でトレリスなどに絡ませたりして、上手に仕立てるガーデナーさんをGSでもたまにお見かけします。 花が咲き終わった後の萼に粘液を出す性質があるので、触れた際にウッカリ衣服等にくっつかないよう、注意が必要ですね🧕💦 ー花言葉は、「密かな情熱」、「同情」…他。

乾燥の激しい季節でも、マイナスイオンたっぷりの小滝のある日本庭園内に咲いていた、青々とした「紅羊歯（ベニシダ）」でおはようございます✨🌿🌿🌿✨ "ベニシダ"は、日本をはじめとする東アジア地域原産のオシダ科の常緑性シダ植物。 シダ植物は花を咲かせる被子植物に次いで、陸上植物の中で2番目に多様性の高い、地球の生命史と共に生き延びてきた神秘の植物ですね🌏 なにしろ、地球上に存在すると推定されているシダ植物の品種数は世界全体で約1万3,600種‼️ 温帯で雨量の豊富な日本もまた世界的にみるとシダ植物の多様性が高い地域の一つとされていて、日本国内だけでも全世界の約5%（およそ700種）ものシダが存在しているというから、驚きです🫢🗾💓🌿 他のシダとベニシダとの決定的な違いは、花名にもそのヒントがあるように、多くのシダが新芽を出す際には緑色であるのに対して、ベニシダは新芽や若葉、葉の軸等が、一時的に鮮やかな紅紫色に色づくこと❣️ 成長が進むにつれて、この紅色の部分も次第に濃い緑色へと変化していくのも不思議です🌱 ー花言葉は、「信頼」、「魅惑」…他。

花弁から茎葉の全体に至るまで、羊毛のような白い柔らかな毛で覆われている「フランネルフラワー・エンジェルキュート」で、おはようございます🪽🌼👼🌼🪽 "フランネルフラワー"は、オーストラリア東部沿岸地域原産のセリ科の植物🇦🇺 「エンジェルキュート」は数ある品種の中の園芸品種の一つで、白い花びらのように見える部分は苞で、その中心にある刺繍のフレンチノットのように密集したものが小花。 花名の通り、どこかファンタジックで優しい印象を抱かせる花です💕 温暖な気候帯が原産の植物につき、栽培においては水捌けの良さと日当たり良い環境を好み、真夏の高温多湿や真冬の厳しい寒さはやはり苦手なようですが、丁寧なお世話をすれば花期も長く楽しめます☀️💞🪴 ー花言葉は、「清楚」、「いつも愛して」…他。

お散歩道で出逢えた、「野原薊（ノハラアザミ）」で、おはようございます🚶‍♀️❣️ 🍃💜🍃✨ "ノハラアザミ"は、日本の固有種🇯🇵 本州の中部地方から北部にかけて、日当たりの良い草地などに自生するキク科の多年草。 夏に咲く「野薊（ノアザミ）」との識別法は、花の基部を包む総苞に、ノアザミにはある独特の粘性が無いことだそう👀💓 紅紫色の美しい頭花を枝先につけて咲いていましたが、刻一刻と冬支度は忍び足で近づき、ノハラアザミを楽しめる時期もそろそろ終盤を迎えるのでしょうね🍂🗓️✨ ー花言葉は、「心の成長」、「自立」…他。

秋晴れの空に映えていた、街路樹に咲く「台湾椿（タイワンツバキ）」で、おはようございます🇹🇼🌳🍃🕊️✨ 花名の通り、"台湾椿"は、主に台湾や中国南部の温暖な地域原産のツバキ科の常緑高木🏝️ 日本では、晩秋から早春迄の比較的長い期間花を楽しめて、この時期に咲く山茶花ともタイミングが重なります💞 遠目には、一般的な白椿に似ていますが、雄蕊が筒状ではなくバラけている点が異なり、また、葉も長楕円形で15-16cmもの長さがあり、日本のヤブツバキの葉よりも更に一回り大きく、肉厚で、強い光沢を持つ革質な点が大きな違いですね😉🍃 但し、山茶花とは異なり、散る際には一般的な椿と同様に、花びらがバラけずに花全体が丸ごとボタッと落ちます💓 ー別名は、「Fried Egg Tree」🍳✨ ー花言葉は、「自然の美しさ」、「希望」…他。

冬の始まりを告げる、「山茶花（サザンカ）」でおはようございます✨🍃🌸🍃✨ 控えめながらも力強く、凛とした空気感を纏いながらしっとりと咲く美しい横顔の山茶花もまた、素敵でした💓☺️🙏🌳 "山茶花"は、日本固有のツバキ科の常緑広葉中高木🇯🇵 野生種は白の一重咲きが多いですが、赤やピンク、一重に八重咲きなど、近年は多様な園芸品種がありますが、よく似た椿との決定的な違いは、なんといっても花の散り方❣️ サザンカは、花びらが一枚ずつハラハラと散るのに対して、ツバキは花全体がボトッと落ちる点にあります。 また、よく観察するとサザンカの葉や若い枝には、細かい毛が生えているのも特徴ですね🔍✨ ー花言葉は、「困難に打ち克つ」、「素直な心」…他。

帰省時に頂いた、義母の育てた立派な「鬼柚子（オニユズ）」で、おはようございます👹🍊✨ 帰京後、我が家の御玄関にも"邪気を払う"とされる縁起の良い鬼柚子を飾り、早速一つは、昨晩の鶏つくねと蓮根の薬膳鍋に、柚子皮をたっぷり散らして頂きました😋❣️ "鬼柚子"は、中国が原産のミカン科の植物🇨🇳 奈良時代に日本に渡来。 一般的な日本の柚子に比べてみても、直径が25cm程もあり、ゴツゴツした見た目のインパクトが大きいです😆 サイズの割に香りは柚子程強い芳香は無く、グレープフルーツに似た爽やかな柑橘系の香りがします🫧🍋 寒い時期は特に、柑橘の香りや味に身も心も癒されますね☺️💞 …昨晩より、タワーの点灯はクリスマスカラーに🎄🌟🗼 ー別名は、「獅子柚子（シシユズ）」。 ー花言葉は、「健康美」、「汚れなき人」…他。

燃えるように赤い、ライトアップされた「楓（カエデ）」でおはようございます✨🍁🍁🍁✨ 寒空の下、およそ500本にも及ぶ河口湖畔付近の幻想的な紅葉の回廊をそぞろ歩く人々の波に歩調を合わせるように、親戚との集いを終えた私たち家族もまた、その艶やかな楓の美しさを満喫し、歓喜溢れて見上げる人のキラキラとした眼差しや明るく照らされた紅潮した頬も共に眺めて参りました💞🧣🥰🌟 https://fujisan.ne.jp/pages/433/ "楓"は、北半球の温帯地域に広く分布するムクロジ科の樹木。 秋に熟すヘリコプターの羽のような翼果は、風を受けてクルクルと回転しながら可能な限り遠くまで、生息地を広げるように種子を運びます🚁🌱✨ 植物学的には葉の切れ込みが深いものを特に、"モミジ"と呼んでいますが、広義にはどれもカエデ属の仲間ですね💫 ー花言葉は、「美しい変化」、「自制」…他。

🌾ススキ🌾 富士の裾野で凛とした朝の風に靡く、「芒（ススキ）」のある晩秋風景でおはようございます☀️🗻🌾✨ 美しい白い稲穂が揺れる姿は、日本の晩秋風景に情緒を与えてくれるように感じます☺️ "ススキ"は、日本を始めとする東アジア一帯原産のイネ科の多年草です。 古くから日本の秋の風物詩として親しまれ、暑さや寒さに強く、乾燥や痩せた土地でも容易に生育する強靭な生命力と耐候性は、ススキならではの特徴ですね🇯🇵🌾✨ ー別名は、「尾花」。 ー花言葉は、「活力」.「心が通じる」…他。

蕾や花柄に至るまで、防寒着のようにびっしりと毛茸に覆われた、「枇杷（ビワ）」の花芽でおはようございます🌳🍂🤗🍂🌳 "ビワ"は中国南西部原産の常緑樹🇨🇳 多くの植物が休眠時期に入り始める晩秋から冬にかけて、直径1cmほどの小さく地味な黄白色の花を咲かせます🌼 この地味な見た目とは裏腹に、開花のピークを迎える頃には辺りに甘く良い香りを漂わせ、暗く深い森の中にあっても、その存在をそこはかとなく知らせてくれます🫧🧡🫧 森林や山に食料が少なくなる冬場の時期には、ビワの蕾や花芽、花蜜などがヒヨドリやカラス達の貴重な食料源になるようですが、初夏に実るビワの果実は、そうした雑食性の鳥たちの被害を受けることが多いのもまた、事実💦 枇杷を育てている果樹園の生産者と鳥たちとの"共存のバランス"は、農業経営と生態系保全の両立を目指す上で、難しい課題に直面しているようですね🌏👤🌱🦜 ー花言葉は、「治癒」、「温和」…他。 ※週末は法要帰省につき、コメント欄は週明けまで一時、クローズドさせて頂きます🙏💓 ーどうぞ、良い週末を🗻✨

しとしと霧雨の降り続く庭でチラチラと白く咲いていた、「ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト」で、おはようございます💠🤍🕊️🍃 関東はスッキリと雨が上がり、今日から暫く秋晴れを楽しめるのでしょうか☀️😊 ユーフォルビアは、地中海沿岸やアフリカ、マダガスカル、中東、南北アメリカ大陸…等、世界中に広く分布するトウダイグサ科の植物。 小さな雄花と雌花が集まった"杯状花序（はいじょうかじょ）"という特有の構造を持ち、花弁に見える白い部分は実際は苞で、花軸と包葉が変形してコップ状になったものの中に、退化した雄花と雌花が収まった特殊な花序❣️ 全体を眺めると、一つの花のように見えるのもユーフォルビアならではの個性ですね🌿 品種数も2,000種を超えるようで、その多様性ゆえに、世界各地の熱帯から温帯にかけて広く分布していることも分かりました🌏✨ …今朝は、錦秋の山肌をしっとりと潤す秋雨のリズムを想いながら、チャイコフスキーの《弦楽四重奏曲第一番ニ長調Op.11》で一日を始めました🍂🍁✨🎻🎶 https://youtu.be/WF9kU4qaOdU?si=Ombzg3M1_kBKjfyx ー別名は、「燈台草（トウダイグサ）」。 ー花言葉は、「明るく照らして」、「控えめ」…他。

夜の街灯の下で咲いていた、ビタミンカラーの「ランタナ」で、おはようございます🌙🗼🌼✨ ランタナは、中南米を原産とする常緑低木🇲🇽 日本には、江戸時代末期に観賞用として持ち込まれたのが始まりだそうですね🛳️👘 別名の通り、小花の集まった半球状の花穂が、咲き進むにつれて黄色からオレンジ、赤、ピンクなどへと段階的に色を七変化させてゆくのが面白いです💛🧡🤗❤️🩷 また、ランタナの色調変化は単に見た目の美しさだけでなく、受粉を助ける為の昆虫への重要なサインにもなっていて、それぞれの色には下記のような意味合いがちゃんとあるのだということも分かりました✨🦋🐝💓👀‼️ ⇩ 🟡黄色や薄い色の花→新しく咲いたばかりで、まだ受粉しておらず蜜がある状態で蝶などの昆虫を誘引🦋 🔴赤や濃い色の花→受粉が終わって日数が経ち、もう蜜がなく、種子を作る準備段階に入った状態🍯 …効率よく受粉が促されるように、"もうこの花はおしまい。新しい蜜のある黄色い花の処へ行ってね👋💕" というメッセージを昆虫に発信しているようです🚥 可愛らしくも、実に強かな植物戦略ですね🤭 ー別名は、「七変化」。 ー花言葉は、「協力」、「合意」…他。

お誕生日のお祝いに家族に贈られた、薔薇・「コーラルシャトー」がふんだんにあしらわれたニコライ・バーグマンのアレンジメントで、おはようございます💞💐✨ ピンクとオレンジの中間色的な花色が、温かみと優雅さの両方を感じさせてくれて、とても秋らしくて私好みでした🌹✨ https://www.nicolaibergmann.com/about/profile/ "コーラルシャトー"は、1998年に日本の育種家によって生み出された和薔薇🇯🇵 開花が進むにつれて色の濃淡やニュアンスが少しずつ変化してゆき、見る角度によって異なる表情を見せてくれます🧡🩷 クラシカルな薔薇らしい美しさを湛える花形と花持ちの良さに加えて、生花の際には、ほのかに薫る上品な微香も魅力の人気のバラです🥀✨ …毎年のことながら、涙無くしては読むことのできない、成長を感じる娘からの心温まるメッセージが、私にとっては何よりの有り難いプレゼントでした😭💝🙏 ー花言葉は、「温かい心」、「ありがとう」…他。

紅く染まった」イロハモミジ」で、おはようございます🍁✨ 週末に訪れた湯河原温泉の静かな麓で、真っ赤な灯台躑躅と共に出逢えました🥰♨️ "イロハモミジ"は、日本をはじめ、朝鮮半島や中国南部、台湾といった東アジアを原産とするムクロジ科の落葉広葉樹🇯🇵🇰🇷🇨🇳🇹🇼 古くから日本の秋を彩り、庭園文化に欠かせない樹木としても長く親しまれていますね💞 掌状の葉は深く5～9裂位に裂けていて、この裂片の数を数える際に「いろはにほへと…」と数えたことが、名前の由来になったのだそう🎶 気温が下がるにつれて、葉が深紅や橙、黄色へと美しく色づいてゆく日本の色調に合う"グラデーションの美"を感じさせてくれる点もまた、魅力です🌈✨ ー花言葉は、「大切な思い出」、「美しい変化」…他。

湯河原の山里で出逢えた、楚々とした「白嫁菜（シロヨメナ）」で、おはようございます✨🤍🤗🌼✨ 雨上がり、山の稜線を覆うように発生していた滑昇霧を眺めながら、晩秋の空気感を味わうようにゆっくりと千歳川沿いの散策を楽しみました🌁🍂🍁🚶‍♀️🎶 https://www.tabirai.net/localinfo/article/article-13049/ 足元の敷き詰められた落葉の中に、雨露に濡れたヨメナが可愛い花姿を現してくれました💞 万葉公園内の滝壺付近では、清流を求めて一心不乱に苔道を移動する沢蟹とも遭遇🦀💓 スマホのカメラを近づけた途端、一瞬だけ歩みを止めた可愛いお目々をした小さな蟹さんと、パチッと目が合いました🤭🎶 "白嫁菜"は、山地の林の縁や山道沿いなど、やや湿り気のある秋の山野にひっそりと咲く日本固有のキク科の植物🇯🇵 秋の深まりと共に開花して、繊細ながらも凛とした印象を与えてくれる、愛おしい小さき花です❣️ ー別名は、「山白菊（ヤマシロギク）」。 ー花言葉は、「隠れた美しさ」、「丈夫」…他。

薄紅色に縁取られたまん丸の花姿が愛らしい、「ピンポンマム」でおはようございます🌸😊🌸 一枚檜の広々としたカウンター越しに、いつもテンポよく美味しい江戸前鮨を握ってくれる居心地良いグランドハイアット東京の六緑さんに飾られていました🍶🍣✨ https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restaurants/roku-roku-restaurant "ピンポンマム"は、東アジアが原産のキク科の植物ですが、現在流通している丸い形状の洋菊の大半は、日本の菊を品種改良した「ポットマム」と、オランダで更にそれを品種改良した「ディスバッドマム」とに分類されるようですね🇳🇱 最大の魅力は、なんといっても密集した花弁が球状に咲くビジュアルですが、花色も白、黄色、ピンク、グリーン系などバリエーションが非常に豊富にあり、花持ちもとても良く、和にも洋にも合うアレンジメントの引き出しの豊かな点も、更に人気を押し上げているように感じます❣️ ー花言葉は、「真実」、「嬉しい夢」…他。

ボルドー寄りの深い温かみのある鮮やかな赤いカラー・「レッドチャーム」で、おはようございます❤️☺️❤️ 久しぶりにお仕事帰りの主人と待ち合わせに指定されたザ・ペニンシュラ東京内に、華やかに飾られていました🎄🧸🎁✨ 地下ブティックの定番・ペニンシュラベアーちゃんも、早くもツリーのお飾りの前に鎮座して、来館者をほんわか笑顔でお迎えしながらクリスマスを心待ちしているようでした💞 https://www.peninsula.com/en/tokyo/5-star-luxury-hotel-ginza "カラー"は、南アフリカ原産のサトイモ科の植物🇿🇦 水を多く必要とする湿地性のオランダカイウが一般的なカラーの原種ですが、この"レッドチャーム"は、水捌けの良い土地を好む畑地性の品種に分類されるため、栽培には高温多湿を避けた徹底管理が必要のようです💐 ー花言葉は、「熱意」、「華麗なる美」…他。

"黄金の露のしずく（ゴールデン・ドロップ）"という素敵な異名を持つ、「台湾連翹（タイワンレンギョウ）の実」でおはようございます🍃🍊🍃 "タイワンレンギョウ"の実は、北アメリカ南部からブラジル、西インド諸島などの熱帯・亜熱帯地域原産のクマツヅラ科の亜熱帯性の植物🇧🇷 実が熟して色づいた頃合いを見極めたように、枝から枝へと飛び渡る鳥達がせっせと食べていますが、実にはサポニンやアルカロイドなどの強い毒性成分が含まれている為、人間やペットが口にしないよう注意が必要です⚠️👀 そもそも、毒性のある成分は種子の周りの果肉や果汁に分泌されていることが多いですが、ヒヨドリやツグミなどの多くの鳥は、口に収まる果実を噛まずに丸呑みする為、噛み潰して食べる人間等の哺乳類と異なり、植物に含まれる有毒成分を体内に吸収しにくいという特性があるようですね。 また、植物の方も種子を運んでもらう為に、種子そのものが消化されないように進化していて、鳥が種子をそのまま糞として排出するため、毒成分は種子に入っていても、鳥の体内での代謝・吸収の対象になりにくい構造があること等も、お調べして分かりました🍃🦜✨ ー別名は、「デュランタ」、「ハリマツリ」。 ー花言葉は、「あなたを見守る」、「歓迎」…他。

優美に咲く発色の良いピンクの「皇帝ダリア」で、おはようございます🩷☺️🩷 頬にひんやりとした風を受けながら、広々としたガーデンで伸びやかに咲いていました🌸✨ "ダリア"は、メキシコやグアテマラなどの中南米の高原地帯が原産のキク科の球根植物🇲🇽🇬🇹 メキシコでは国花としても愛されています🌼 日本には、江戸時代後期にオランダ人によってもたらされ、花の姿がボタンに似ていることから、"天竺牡丹（てんじくぼたん）"という美しい和名もあるのだとか❣️ ダリアも品種改良により、今や園芸品種は30,000種以上とも言われており、大輪から小輪、花色の豊富さや咲き方に至るまで、実に多様ですね🌏🌈✨ …今朝は、先日仕込んだ"菊花の甘酢漬"を朝食に添えて、バロックな雰囲気と共にリュートの響きに心を沿わせて一日を始めました🎻🎶 https://youtu.be/I2q7br9-T9g?si=_uUdsGQs-euHKRJ4 ー花言葉は、「華麗」、「乙女の真心」…他。

季節が進み、更に深みを増して色づいてきた花水木（ハナミズキ）」の葉で、おはようございます✨🍂🍁 葉の重なり合う部分を捲って確かめてみたら、日光が遮られた葉陰の箇所だけくっきりと、赤い色素のアントシアニンが作られずに、黄色いカロテノイドの色だけが残っていました❣️ 暦の七十二侯は既に、霜降から「楓蔦黄-もみじつたきばむ-」時期に入っていますね💞🍁✨ 都心部の街路樹や庭園の草木も、地に舞う枯れ葉が目立ち始め、それぞれの樹々のリズムで彩り始めて参りました🎶 山粧う秋の空気の澄んだ豊かな里山では尚のこと、そのくっきりとしたグラデーションの美を享受することができることでしょう🌈⛰️✨ 四季を表現する美しい日本語には、"山粧う秋"の他に、山笑う、山滴る、そして、これから迎える山眠る…がございます。 この詩情豊かな俳句の季語にもなっている言葉の語源は、日本ではなく、中国・宋北の宮廷画家だった郭熙（かくき）の有名な詩『山水訓』からとったものです。 ー春山は　淡治にして　笑ふが如く 　夏山は　蒼翠にして　滴るが如く 　秋山は　明浄にして　装ふが如く 　冬山は　惨淡として　眠るが如く …『山水訓』は、彼の画論書『林泉高致（りんせんこうち）』の一篇であり、北宋時代の山水画の精神と技法を体系的に示した中国絵画史上非常に重要な文献📜🇨🇳 私も大好きな山水画ですが、その世界観のベースにあるのは、自然の描写を通して宇宙の真理を表現しようとするもの🌏🌱☀️ 自然を単なる風景としてではなく、精神的な拠り所や生きた存在として捉える独特の視点を表現しています。 …花言葉は、「返礼」、「私の想いを受けとってください」…他。 因みに、ハナミズキの花言葉は、20世紀初頭に日本からアメリカへ桜が贈られたことに対し、そのお礼として、アメリカからハナミズキが贈られた日米間の友好の歴史に由来するようです🇺🇸🇯🇵 戦争や政治的な断絶等、各国間のすれ違いや暗く哀しい出来事は今なお世界各地にありますが、心温まる国際交流や友好の証が存在しているのもまた、事実ですね🫶✨

真っ赤な観賞用の「唐辛子」の実で、おはようございます🍃🌶️🌶️🌶️🍃 黒葉の先端には、小さなバッタが今にも飛び立ちそうな瞬間に、遭遇できました🤭💓🦗🍂 "唐辛子"は、熱帯アメリカや中南米原産のナス科の一年草🇲🇽🇵🇪🇪🇨🇦🇷🇧🇷 実は、丸いボール状のものから、いかにも唐辛子らしい細い円錐形など、様々な形があります。 また、実の色が紫→赤、白→オレンジなど、成熟に伴って変化していく"五色唐辛子"もありますね🎨✨ 因みに食用の唐辛子は、世界中で50,000種類近くもの品種が栽培されているようですが、大半の栽培品種は、以下の5つに分類されていることが分かりました👀🌶️🫑🌏✨ 👇 ①Capsicum annuum…ピーマン、パプリカ、ハラペーニョ、カイエンペッパー、鷹の爪など最も品種が多い【一年生のトウガラシ】 ② Capsicum chinense…ハバネロ、ブート・ジョロキア、キャロライナ・リーパーなどの激辛品種【中国のトウガラシ】 ③Capsicum frutescens…タバスコペッパー、ピリピリなど【低木状トウガラシ】 ④Capsicum baccatum…"アヒ（ají）"と呼ばれる南米原産の品種【液果状の実を持つトウガラシ】 ⑤Capsicum pubescens…"ロコト（rocoto）"と呼ばれる黒い種を持つアンデス山脈の品種【茎や葉の表面に軟毛のあるトウガラシ】 …自然の中に潜む小さな発見の積み重ねは、暮らしの面白さや視野の広がりに繋がり、異文化やそこに暮らす人々の理解へと通じてゆきます💞 …花言葉は、「雅味」、「生命力」…他。