どんぐりシリーズその⑦ 最終回 最後を飾るのは… 🌳スダジイ🌳別名 ナガジイ、イタジイ ブナ科シイ属の常緑高木 漢字表記なし 参考にしている本が少々古いため、マテバシイの反省からGoogleでも調べましたがやはり漢字表記はありません。 ＂スダ＂の意味が判明していないため。 単に＂シイの木＂という場合は本種を指す。仲間にツブラジイがあります。 とにかくこの木の姿に魅了されました♡ 十何本の株立ちはこの木の塊だけで森のようでした。たくさんのセミのぬけがらがついていたり、鳥がたくさん来ていました🐦 神々しかったです。 葉っぱはツヤツヤの革質ギザギザは少しあるものも。5〜10㌢で先端が尖っている。葉裏は褐色。 どんぐりは1.5㌢くらいでホッソリかわいい☺ 特に帽子に特徴があってチューリップハットのようでかわいいです♡ 他のどんぐりたちはだいたい大きいものは２年がかり、小さいものはその年の秋に熟す印象ですが、スダジイは小さいのに熟すのに2年かかります。煎って食べると美味しいそうです😋 樹皮は黒褐色で深い割れ目が入ります。 材は耐久性が低いため、薪や椎茸の榾木に利用され、家具などには不向き。 長々続いたどんぐりシリーズも今回が最終回です。 どんぐりの木はこれで全部ではありませんが私が公園で出会えたどんぐりはこの7種類でした。 主に2ヶ所の公園を回り、意外とたくさんのどんぐりの木を見つけることができました❗ きっかけは自然観察会でした。 それまではなんとなく公園をブラブラしてましたがそれ以来、じっくり木を見るようになりました☺ 長々お付き合いいただきありがとうございました🙇‍♀️

どんぐりシリーズその⑥ 🌳マテバシイ🌳 ブナ科マテバシイ属の常緑高木 馬刀葉椎　全手葉椎 ユーザーさんからのご指摘で漢字表記は「馬手葉椎」「馬刀葉椎」または「全手葉椎」 待てば椎のように美味しくなる、との説もあるとのことです。 ごろごろ（三年生）さん、ありがとうございました🙇‍♀️ 葉がマテ貝（馬刀貝）に似た椎の木だからという説もあるそうです❗ 青柑さん、ありがとうございます🙇‍♀️ 葉はツヤツヤの革質で肉厚、とても大きいです🌿ギザギザはありません。 高い位置にあって間近で写真は撮れませんでした。 実は雌花序の軸ごと落ちているものも。個体によってバラツキがあるけど3㌢くらいの大型で虫がつきにくい。縦長です。美味しいらしいですよ😊 帽子は鱗状で実にガッチリついています。 6月に花が咲き、翌年の秋に熟す。 公園樹、街路樹、庭園樹、防風防火樹、薪や炭、椎茸の榾木などに利用されます。

どんぐりシリーズその⑤ 🌳コナラ🌳 ブナ科コナラ属の落葉高木 コナラ属の最後を飾るのは属の冠を戴くコナラさんです☺ 漢字表記は小楢 この木はとにかく大きかったです❗ 全体像を写すのにかなり引かなければなりませんでした。 葉っぱは全体に鋸歯（ギザギザ）があります。見に行ったとき黄色く色づいていましたが落葉はしていませんでした。他のどんぐりの木も紅葉やイチョウより遅いのかなという印象。 どんぐりはアラカシやシラカシよりも少し大きくてちょっといかり肩、と言うよりいかり尻!?😅な感じ。丸っぽさより縦長の印象。 帽子（殻斗）はつぶつぶ模様。 年内に熟す。 材は家具や器など、薪、炭に利用される。 椎茸の原木にも。仲間のミズナラ（オオナラ）とともに家具材は欧州ではオークと呼びます。 ミズナラは山地で見られます。 樹皮はタンニンを含み染色にも使われた。 この木は公園のちょっと奥まったところにあって、気づかず通り過ぎてしまいそうな細い道を上がったところにありました。 小学校高学年の男子👦🏼2人組が木を見上げて何やら相談？しているところに遭遇。 ﾍﾝなｵﾊﾞｻﾝが近くに突っ立って、🌳を見上げたり地面を覗き込んだり…さぞかし薄気味悪かったことでしょう😅 邪魔してゴメンね🙏 決して怪しい者じゃござんせん💦イヤ、やっぱり怪しいか😅

どんぐりシリーズその④ 🌳シラカシ🌳 漢字表記は白樫 ↙️左下 葉の表側 ↘️右下 葉の裏側 ブナ科コナラ属の常緑高木 写真の木はちょっと若い木かもしれません。そこまで大きくなかったです。 アラカシ同様葉の上半分に鋸歯がありますが幅は2/3くらいでほっそり、上品な印象。葉裏は白っぽい。 樹皮は灰黒色で割れ目はありません。 実も縦は1.5㌢くらいで同じくらいだけど葉の幅に比例してややほっそり。 帽子も似ていて横縞模様です。 年内に熟す。 アラカシはワイルド系、シラカシはクールビューティ系といった所でしょうか☺ 材は淡紅褐色で仲間のアカガシよりも白っぽいことからシラカシと呼ばれるように。 今回アカガシには会えていません😅 家具や大工道具、農具の柄などに利用されます。 剪定にも強いため生け垣や庭園樹🌳に利用されます。

どんぐりシリーズ③ 🌳アラカシ🌳 ブナ科コナラ属の常緑高木 同じコナラ属でもアラカシは常緑樹です。 こんもりと大きな🌳です。 艶のある葉は上半分に鋸歯があります。とっても丈夫そう👀 樹皮はどちらかというとつるっとした感じ。写真のはちょっとひび割れてますが、落葉樹とは全然違います。 どんぐりはコロッと丸みがあり、可愛らしいです。クヌギなどよりかなり小さく1.5㌢くらい。縦にしましま模様があります。どんぐりらしいどんぐりです☺ 帽子（殻斗）は横縞模様。 4〜5月に花が咲き、年内に熟す。 材は硬く、漢字で書くと粗樫。カシの名はは硬いため堅木、堅しからきた。 京都祇園祭の山鉾の車輪にも樫が使われているそうですよ💡重たーい鉾を支えるため硬いものでなければ❗ 関東以西に分布。

どんぐりシリーズ② 🌳アベマキ🌳 第２弾は西の横綱、＂アベマキ＂さんです☺ クヌギによく似てまん丸、大きなどんぐりです。すこーしクヌギより縦長かな… でも、そっくりです。大きさも同じくらい。 東海地方以西に分布します。 樹皮に特徴あり、コルク層が発達し、コルクが取れます👀 そうだったんだー🧐 ゴツゴツした樹皮があばたのようだからアバタマキ転じてアベマキとなったとか？ 実は花が咲いた翌年に実ります。 葉っぱ🌿はクヌギによく似てるけど少し幅広の印象。葉裏は毛が密生していて白っぽく見えます。 ブナ科コナラ属の落葉高木 こちらも背高のっぽです❗ 自然観察会のときにやっと拾えた、たった一粒のどんぐり😆 3週間くらい経ったので少し干からびてしまいました😅

どんぐりシリーズその① クヌギ🌳 🌳の全体像が見たいとの要望にお応えして。 ブナ科コナラ属の落葉高木 落葉高木のためとにかく背が高いです❗ どんぐりは残念ながら落ちていませんでした。葉っぱ🌿が落ちていたので拾ってきました☺ 樹皮も撮りました。ヒビ割れ凄いです👀 4〜5月頃花が咲き、実は翌年に実ります。 昭和20年代までは薪や炭として利用されていました。 「どんぐりまなこ」はクヌギがまん丸なことから👀 お花の咲く頃また見に行きたいと思います❗ ＂どんぐりシリーズ＂また投稿します☺

公園を歩いていたら、色々なドングリがたくさん落ちてました😊秋ですね🍂